株式会社アノマリーは、帝⼈フロンティア株式会社と共同で開発を進めてきた次世代のモーションプラットフォーム「MOTIONBANK」(モーションバンク)の「モーションデータを知財として管理する仕組み」に関する特許出願を完了したと発表しました!
あわせて2023年12⽉13⽇(⽔)より、「MOTIONBANK」を活⽤したサービスの開発や協業パートナーなど、ビジネスに関する企業向けの問い合わせ窓⼝が設置されました。
次世代のモーションプラットフォーム「MOTIONBANK」の魅力や強み、株式会社アノマリーが「MOTIONBANK」とともに目指す未来についてご紹介します!
- 公式サイトはこちら!:https://motionbank.jp/
モーションで感情を表現する次世代のコミュニケーション需要
20年前、ダンスを踊っているのはエンターテインメントの世界で活躍するプロのアーティストやダンサー、趣味で踊っている特定コミュニティの⼈々に限られていました。しかし、2012年からの中学校におけるダンスの必修化や、昨今のSNSの発達を経てダンスが⼀気に⼀般化され、現在は若年層を中⼼に「誰しもが踊る時代」となっていますよね。また、オフラインの世界だけでなく、ゲームやバーチャルリアリティの世界でも、プレイヤー同⼠で感情を表現するアクション (エモート)をして、キャラクターやアバターがダンスをするコミュニケーションが拡⼤しています。
アノマリーは2016年からこのような社会の到来を予測し「ダンスモーションで⾃⾝を表現し、⾔葉が通じなくとも感情を通わせあうコミュニケーション⽅法は、仮想現実空間で世界中の⼈々が繋がり合うこれからの社会では急速に需要が⾼まっていく」と⾒込み、帝⼈フロンティアとの共同事業として「MOTIONBANK」の開発に取り組んできました。
誰しもがオリジナルアクションを10秒で⽣成できる!「MOTIONBANK」の強みとは?
「MOTIONBANK」では現在、約450,000個のモーションデータを保有。これらを活⽤して最⼤8個のモーションデータを組み合わせ、オリジナルエモートを⽣成(※)できるほか、 モーション間の「ゆらぎ」をAIで⾃動⽣成することで、シームレスで⾃然なエモートの⽣成も実現しています。
従来だと、エモートの⽣成にはスタジオでの撮影やモーションのデータ化など多⼤なコストと時間がかかり、独⾃エモートを⽣成するのは⾼いハードルがありました。しかし「MOTIONBANK」では、直感的なUI・UXによりモーションデータを組み合わせることで、10秒で独⾃エモートを⽣成することが可能に!これにより、ゲーム開発者が必要とするオリジナルエモート⽣成をより安価に素早く⾏うことができたり、メタバース内でユーザーが⾃⼰表現としてオリジナルエモートを⽣成して活⽤できるようになりました。
つまり「MOTIONBANK」により、あらゆるユーザーがオリジナルのエモートを⽣成できるようになり、エモートの活⽤によって⽂化や⾔語のバリアを超えたコミュニケーションが可能になるということ。これに加えてアノマリーは、クリエイティビティの刺激や新しい技術との融合による未来的なエンターテインメントの形成も追求しています。
※エモート⽣成とは: 膨⼤なダンスデータを解析・組み合わせることで、新しい形の「エモートデータ」を⽣成。これにより、テキストや絵⽂字よりも豊かな感情表現が可能になります。
「MOTIONBANK」の今後の展開 〜モーションデータの知財化を実現〜
「MOTIONBANK」では、まずゲーミング領域の開発者を対象にサービスを提供することを⽬指し、開発が進められています。その後はメタバース、アバターサービスなどのデジタルプラットフォームへの搭載を計画。中期的には、モーションデータ・エモートを独⾃のブロックチェーン(現在開発進⾏中)により管理することで、 モーションの「知財化」を可能にし、モーションデータ所有者・エモート⽣成者にとって「モーションデータの所有権による収益化」が可能な世界の実現を目指しています。
より豊かで全く新しい形のコミュニケーション⽂化を!アノマリーが⽬指す世界
「MOTIONBANK」は、⻑らく進化が⽌まり、既存の巨⼤企業による寡占状態が続くコミュニケーションアプリ市場に新しい⾵を吹き込むために開発されたもの。ダンスを含めたあらゆるモーションをデータ化し、「MOTIONBANK」をあらゆるユーザーにツールとして開くことで、より豊かで全く新しい形のコミュニケーション⽂化を形成し、実現することを目指しています。
また「ダンスと感情表現の⺠主化」および「ダンサーへの収益還元」も目標の1つ。ブロックチェーン技術を活⽤し、モーションデータを知財として管理する⼀連の仕組みによって「ダンサーが⾃分のモーションに対して所有権を獲得し、収益化できる世界の実現」や「キャラクターIPとダンスのかけあわせによって、今後のWeb3市場における著作権の課題解決」を⽬指しています。
- 「MOTIONBANK」を活⽤したサービスの開発をしたい
- 協業パートナーとして一緒に事業を展開したい
- 「MOTIONBANK」に関する詳細を知りたい
などビジネスに関する問い合わせを希望する企業の方は、下記のメールアドレスより株式会社アノマリーへの連絡が可能です!「MOTIONBANK」で、未来のエンターテインメントを創造しませんか?
- ビジネスパートナーに関する問い合わせはこちら!(Email):info@anomaly.co.jp
「MOTIONBANK」サービス概要
- サービス名:MOTIONBANK(モーションバンク)
- 公式サイト:https://motionbank.jp/
- 取り扱いモーションデータ数:約450,000
- ビジネスパートナーに関する問い合わせ先(Email ):info@anomaly.co.jp
「株式会社アノマリー」会社概要
主催ダンスイベント事業を軸に多⾓的に展開中。イベントプロデュース、映像制作、⾳源制作、ニュースメディア、SNS運⽤、SEO対策、LP制作、広告代理事業を⾃社で、ワンストップで受託 / 請負が可能。また近年ではダンステック事業「MOTIONBANK」を軸にWeb3.0領域にかかるプロデュース / コンサルティング事業も展開。
- 代表:カリスマカンタロー(本名:神⽥勘太朗)
- 企業サイト:https://anomaly.co.jp/
- 設⽴:2004年6⽉3⽇
- 所在地:〒151-0051 東京都渋⾕区千駄ヶ⾕1-13-3-2F
「MOTIONBANK」が切り拓く新しいエンターテインメントの未来
現代はSNSを開けば何秒かに一度はダンス動画が出てくる時代。テレビをつけても、あらゆる番組で「ダンス企画」が組まれ、放送されていますよね!
多くのアーティストやアイドルグループが自身の楽曲の振り付けに「〇〇ダンス」という名前をつけて、「誰でも簡単にマネできる」ことが重視されているように思います。
これらの背景を考えると、「一部の人たちのパフォーマンス」だったダンスが、私たちにとってより身近な存在となり、関心が高まっていることがわかります。
そこでアノマリーが開発したのが「MOTIONBANK」。これを使えば「仮想現実空間で自分のアバターがアーティストさながらのダンスを披露する」なんていう世界も実現するのかもしれません…!
また、長年ダンスと関わってきた私としては「ダンサーへの収益還元」という点にとても魅力を感じました!ダンスが身近な存在になったのは良いものの、同じようなダンスが溢れすぎていて「この振り付けの元ネタはどこなの?」と思うこともしばしば…。振り付けも1つの著作物なので、発案者にきちんと収益が還元されるのが望ましいですよね。
どんどん進化していく時代に合わせて、「MOTIONBANK」がどのようなアクションを起こしていくのか注目です!