『ペルソナ5』をもっと楽しく!ー思い出と共にシリーズをざっくりおさらい(後編)

筆者の独断と偏見で、思い出と共にペルソナシリーズをざっくりおさらいするコーナー、後編です。

ペルソナ3

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ストーリー

私立月光館学園の高等部に編入した主人公。シャドウという怪物に襲われ、ペルソナ能力に覚醒する。シャドウを殲滅するためS.E.E.S.に入部し、リーダーとして怪異に立ち向かうことになるが……!?

ざっくり感想

このあたりで、もうストーリーを説明しなくてもご存知のかたも多いでしょう。ゲームとは思えない、洗練されたデザインが話題になりました。うまくペルソナシリーズのイメージを保ちつつ、新しいスタートをきったペルソナ3。主人公の性別は迷わず女キャラ派としては、PSPのリメイク版で女主人公が出たのも大変嬉しかったです。

ゲームのEDも「そうだ、これアトラスゲームだったね……」というような、ある意味期待を裏切らないラストでした。3点リーダー(…のこと)を使用している時点で、未プレイのかたも大体察していただけると思います。しかしラストで主人公のアレがアレだったのが、続編となるFESで完全に「主人公はアレがアレで今アレなんです」と決定されてしまい、ゲーム本編でぼかした意味がなくなってしまったのは少々勿体無かった気もします。主人公のラストに泣いたプレイヤーも少なくなかったようです。主人公の生い立ちがアレだし、レベルあげなど苦労してプレイするぶん、思いいれがありますよね。

ペルソナ4

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ストーリー

家の事情で一年だけ田舎の親戚に預けられることになった主人公。いとこの小学生、菜々子や仲間たちと過ごし、なんやかんやで最終的にシスコン番町の名を欲しいままにする。

ざっくり感想

アニメ化したし、派生ゲームもたくさん出たし、もうストーリー説明しなくてもみんな知ってるよね?というくらい売り上げ的にもゲーム的にも大成功したペルソナ4。アトラスゲームでありながら、「主人公が生きている」「主人公の家族も生きている」「友達も生きている」という状態でEDを向かえた、信じられないぐらいに恵まれたラストでした。ペルソナ3もそうでしたが、世間のバッドエンドがアトラスでいうグッドエンドというくらい、悲惨な目にあってなんぼのアトラスゲーム主人公。そのイメージのせいか、ペルソナはもとより女神転生シリーズ、デビルサマナーシリーズと、アトラスゲーマーたちから驚きの声があがりました。さすが番町と親しまれた漢、強い。私的なことですが、子ども嫌いの友人がペルソナ4をプレイして、菜々子にメロメロになったのも印象的でした。さすがナナちゃん、強い。

個人的に嬉しかったのが、レトロゲーム風のダンジョンで「コーヒーを買ってきてちょうだい」と母親のセリフが出てくるところ。真・女神転生の序盤に、吉祥寺に住む主人公が、母親からアーケードのお店でコーヒーを買ってくるよう頼まれるシーンがあります。それを元にスタッフがお遊びで入れたネタなんですね。知らなくても問題ないけど、その会社のゲームを知っていると意味がわかる。そういうのってちょっぴり嬉しいです。

そしてペルソナ5へ

それまで架空の街が舞台だったペルソナ。今作ではリアル東京が舞台ということで、また違った視点でゲームを楽しめるのではないでしょうか。ペルソナ自体のデザインも、今までは神話や神格化された偉人がテーマでしたが、現在判明している情報を見ると、今作はまたちょっと違うのかなという感じもします。気になるところです。

シリーズを振り返ってみて

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こうしてみると、ペルソナシリーズも息が長い作品です。制作会社のアトラス自体がドラマチックな経歴を歩んでおり、他会社に吸収されたと思ったらその会社も事実上倒産。今度こそ終わった!と思ったら現在SEGA傘下で奇跡の復活を果たしたことを考えると、今も新作が出ているのは奇跡かもしれません。何度会社はリカーム(復活の呪文)を唱えれば気がすむんだ、女神転生というゲームを製作しているが、会社自体が転生しているじゃないかとファンはハラハラしっぱなしです。

『ペルソナ5』発売延期にがっかりした人も多いでしょうが、上記を踏まえてみると、あと一年なんとか待てそうじゃありませんか?いや一年はやっぱり長い?逆に考えるんだ、後一年まてばペルソナ最新作ができるんだ!アトラスの他シリーズなんて何年も待つのが当たり前すぎて、一年二年で出るなら早いほうなんだ! ……でもやっぱり一年は長いので、未プレイのシリーズがあれば手を出してみるのもお勧めです。ペルソナシリーズを「コンゴトモ ヨロシク」

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