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配給によると、11日に公開を迎えた細田守監督のアニメ映画『バケモノの子』の初日15時までの興行収入は、細田守監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』と比較して、162%、約6割増となりました。
『バケモノの子』は、ある日、バケモノ・熊徹とひとりぼっちの少年(後に九太と名付けられる)が中心に、バケモノ界と人間界の2つの世界が巻き込まれた大事件に立ち向かうというストーリー。
細田守監督は、2012年に公開された『時をかける少女』で大きな注目を集め、今回の劇場展開も『時をかける少女』や前作『おおかみこどもの雨と雪』など人気を受けて当初より全国458スクリーンと大規模になっています。今回の『バケモノの子』ではそんな監督の実力が現れ、配給では70億円もの興行収入を得られるのではないかとしています。
興行収入70億円ってどの程度?
気になる興行収入70億円という額ですが、子供たちに人気の『妖怪ウォッチ』の劇場版で約70億円、『ドラえもん』シリーズの最新作では約40億円から、『バケモノの子』の興行収入70億円が射程範囲内とのことは、アニメ映画としては異例のことです。
経由元のアニメアニメによると、これまで細田守監督の支持が高かった男性層に加え、小学生やその家族を中心としたファミリー層、ティーン世代の友達同士、女性層、さらに年配世代に好評とのことです。
[配協 via アニメアニメ]