「Sound Horizon」のアルバム「Märchen」を題材にした「新約Märchen」(漫画・鳥飼やすゆき)が連載中のマガジンエッジ12月号の付録は、なんと「新約Märchen」のクリアファイルです!
全てが起きてしまう前のメルツ・フォン・ルートヴィングとテレーゼ・フォン・ルートヴィング、そしてエリーザベト・フォン・ザクセンの微笑ましい絵柄、そして裏面は幼い頃に約束を交わしたあのシーンではないかと思うのですが、後者のイラストを見ているだけで「Märchen」コンサートDVDの「磔刑の聖女」の1シーンを思い出して涙ぐんでしまう方も多いのではないでしょうか?
ですが、こちらの作品はあくまで「新約Märchen」です。サイトの方にも「原曲:Sound Horizon 漫画:鳥飼やすゆき」と書いてありますが、コミカライズが決定した段階で、恐らくは漫画の絵師さんとRevoさんの間で打ち合わせがなされたのではないかと思います。そこで「新約」とつけるに至ったのは、仮説として「漫画の絵師さんの解釈が面白かったからRevoさんも賛同し採用した」「まず絵師さんにMärchenとはどういった物語だと思いますか?と聞いた物を、解釈が世界観から大きく離れる物以外は採用した」等、色々な想像が出来ます。そして結果として「Revoさんが最初に歌詞に意図して含ませていた物語とは細部(もしくは大幅に、もしくは構成)が異なるので、新約と冠する事になった」とも仮定出来ます。
…ですが、こういった仮定に重ねる仮定はSound Horizonの歌詞やコンサートと同じで、永久に出ない問題を検証しようとしているような物です…むしろ筆者のこれは検証や考察といったあの細やで深い作業とは比べ物にならない物ですのでどうぞお読み流し下さい。
何故「新約」がついたのか、どうして「新約」なのか。それはマガジンエッジに掲載されている「新約Märchen」を追ってその目でお確かめ下さい!ちなみにサイトから立ち読みが出来ますので、こちらもかなりオススメです。
[少年マガジンエッジ「新約Märchen」]