「Sound Horizon」の名アルバム、「Moira」(ミラ)がウルトラジャンプ1月号にて、桂遊生丸先生の手によりコミカライズされます!
冥王タナトスから始まるインパクトが強い今作ですが、古代ギリシャ神話風の世界設定がされておりその独特の世界観に惹かれた方も多いのではないでしょうか?双子が織り成す物語、と言ってしまうとかなり端的になってしまうのですが、ネタバレは避けたい、という意図と曲の解釈は千者万別という事でざっくりとした表現になる事をお許し下さい。
こちらの「Moira」はこれまでのSound Horizon作品と同じく、ファンの方々の間で沢山の考察が今も重ねられ続けている名アルバムです。コミカライズに当たって「新約」等、そういった風に冠されていない以上、こちらのコミカライズがRevo氏から提示される一つの答えの「例」なのでしょう。完全に正しい解釈をメディアミックスで出す事は現状ではない「Sound Horizon」ですが、これも一つの解釈として読むと新しい発見があったり、新しい角度から楽曲を見る事が出来て面白いかもしれません。
そして桂遊生丸先生の手によって過去にコミカライズされた、単行本未収録の「Elysion〜楽園幻想物語組曲〜」から、「Ark」も特別付録の小冊子に収録され付属します!兄と妹が題材になり、一旦コンサートにてあらまりさんが演じる事によって一つの解釈が提示された今作。コミカライズされた時の衝撃は未だに忘れられません。単行本化されていないので、掲載誌をお手持ちの方も多いのではないでしょうか?そちらが単行本に収録…ではないのは残念ですが、小冊子に掲載されるとの事でもし見逃した方がおられましたら是非ご覧下さい!「Elysion〜楽園幻想物語組曲〜」を聞いた事がない…という方はこれを期に手を出してみる事をオススメします。あらまりさんが全ての曲のボーカルを担当されていた時代ですので、今の様々な歌い手さんが登場されるSound Horizonに慣れていると違和感があるかもしれませんが、コンサートDVD「Elysion 〜楽園パレードへようこそ〜」で見る事が出来る一人演技に圧巻される事間違いナシ!です。
どの時代も良く、どの歌い手さんも良く、どの曲も良く、どのアルバムも良い。聴けば聞く程深みに嵌る、そんな「Sound Horizon」ワールドが繰り広げられるウルトラジャンプ1月号は12月19日発売です!
[ウルトラジャンプ編集部]