2025年3月23日(日)の「AnimeJapan 2025」にて、『呪術廻戦』AnimeJapan 2025スペシャルステージが開催されました!
イベントには榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)、中村悠一さん(五条悟役)、櫻井孝宏さん(夏油傑役)と、『呪術廻戦』のステージイベント初参加の永瀬アンナさん(天内理子役)が登壇。5月30日に公開が決定した『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』を盛り上げるトークが展開されました♪
さらに、事前のファンアンケートによって決まった「劇場で見たい “あの” シーン!」もキャスト陣が紹介。ファンにとって忘れられないイベントの模様をレポートします!!
キャスト陣が語る人気シーンへのエピソード♡
最初のコーナーは、「劇場で見たい “あの” シーン!」と称し、TVアニメ『呪術廻戦 懐玉・玉折』から選ばれた3つのシーンについて。映像を交えながらキャスト陣が紹介する様子に、ファンの目は釘付けになりました。
1つ目のシーンは、薨星宮にて、普段は気丈に振る舞う天内が、夏油の前で本音を吐露するところ。事前のアンケートでは、「何回見ても泣けるシーン。劇場で観たら沁みそう」「天内の姿に胸が苦しくなった」との声が集まりました。
このシーンについて、永瀬さんは「このシーンは、演じる上で一番緊張したシーンでした。前半の溌溂とした理子ちゃんの感じとは異なり、誰にも言えなかった心の深い部分を初めて誰かに語るシーンだったので、丁寧に演じようと思いました。」と当時の収録を振り返ります。
ここは思い起こすだけでも、目頭が熱くなるシーン。永瀬さんが演じる上で心がけたポイントによって、天内理子の心情がよりリアルに感じられたんだと、改めて思えました!
2つ目は、夏油が悩み、追い詰められながら、シャワーを浴びて「猿め…」と言い放つ印象的なシーン。アンケートでは、「高専の仲間たちと道を違え始めた瞬間のようで印象的」との意見が紹介されました。
このシーンについて、櫻井さんは「彼は、自分の中の疑問や矛盾をいつから抱えていたのだろうかと思います。それがどんどんうず高く散り積もっていき、あの瞬間に決壊したのだろうと。周りの音が大きくなる中で、「猿め…」という最後の台詞は、できるだけ踏み止まり、最後にポロっと出てしまったような言い方にしました。」と語りました。
個人的にも大好きな高専時代の夏油傑♡しかしこのシーンは、胸がギュッと締め付けられたのを覚えています。櫻井さんの「猿め…」の言い方も、夏油のこれまでの葛藤を、短いあの一言で表現されているのも凄いです…!!
3つ目のシーンは、五条が、幼い頃の伏黒に「強くなってよ 僕に置いていかれないくらい」と語りかけるシーンが選ばれました。アンケートでは、「映像の美しさに加えて、苦い青春の終わりを経ても未来を見つめる五条の孤独と強さとが感じられる」と感想が紹介されます。
中村さんは、このシーンについて「それまでは自分が強ければなんとでもなるという自信があったのだが、今回の出来事を通して、結局、自分の力だけでは無理だということが分かってきた。少しでも強い仲間が必要になってきたのですが、伏黒甚爾の言葉を受けて、ここに来ているのが面白いところです。1期から演じている中で、五条は本当に大事な戦いでは出てこないことが多いのだが、周りに対しての課題を与えている逆算もあるのかなと感じました。」と振り返ります。
最強術師の五条悟が、色々乗り越えて伏黒恵に伝えたこの一言。儚くも強く発したこの言葉は、五条先生としての先を見つめるようでもありますね!
初解禁予告映像に「青のすみか (Acoustic ver.)」も見逃せない☆
3つの印象的なシーンを振り返った後、ステージでは最新情報が紹介されました。
この日、初解禁となった『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』の本予告と、映像内で、劇場用にアレンジミックスされたキタニタツヤさんの「青のすみか(Acoustic ver.)」が流れると、会場からは大きな拍手と贈られました♪
初解禁となった本予告映像と、主題歌となる「青のすみか(Acoustic ver.)」について、キャスト陣も感想を述べます。
中村さんは、「(主題歌「青のすみか」は)すばらしい楽曲で、短いシリーズの中で贅沢な曲の使い方をしていたので、今回のようにバージョンを変えて、劇場で多くの人に聴いて頂けるのは嬉しい。」と語り、永瀬さんは本予告を観た映像の感想について、「収録では、天内と一緒にいる2人しか見たことがなかったので、「玉折」の2人がまるで別人のように感じました、劇場版総集編では一気に続けて物語を観られるのが楽しみです」とコメント。キャスト陣も楽しみにしている内容に、さらに劇場版への期待が高まります!
『呪術廻戦 懐玉・玉折』の名シーンの振り返りと、劇場版総集編の最新映像の発表で大盛り上がりとなったイベントはあっという間に終演の時間。最後にキャスト陣一人一人から、ファンへの感謝のメッセージが贈られました♡
榎木さん
「本予告を初めて観て、アコースティックバージョンの主題歌が効いているなと思いました。3人の青春の切なさが、より輝いて見えるのではと思います。良い音響と劇伴で、ぜひ楽しんでください。」
中村さん
「改めて観ることで新しい発見があると思います。先ほどの本予告も、元がTVシリーズとは思えないほど素晴らしい映像で、自分自身も、いつかシリーズを通して劇場でもぜひ観てみたいと思っていました。改めて楽しんでいただけたら幸いです。」
櫻井さん
「スクリーンの大きさだけでなく、音響の素晴らしさはご家庭では味わえないので、新しい仕様になっておりますので、楽しんでいただけたらと思います。今回改めて作品を観ましたが、色々と知っているがゆえに、夏油の「私たちは最強なんだ」という台詞がすごく切なく響きます。新しい面や気付かなかった体験を映画館でしてもらえたらと思います。」
永瀬さん
「この作品に関わることができて光栄です。収録の際に、黒井さんを演じる清水理沙さんにお会いした時に「お守りします。」と言われたことがとても印象に残っています。アニメを観てすごい作品だなと感じました。劇場版も、ぜひ楽しんでいただきたいです。」
イベントの映像はニコニコ放送およびYouTubeで2025年3月30日(日)23:59まで配信中。イベントへ足を運べなかった方も、もう一度見たいという方も、ぜひ楽しんでくださいね♡
TVアニメ『呪術廻戦』AnimeJapan 2025 スペシャルステージ概要
- 日時:2025年3月23日(日)
- 会場:AnimeJapan 2025(REDステージ)
- 登壇:榎木淳弥(虎杖悠仁 役)、中村悠一(五条 悟 役)、櫻井孝宏(夏油 傑 役)、永瀬アンナ(天内理子 役)
- ニコニコ生放送:https://live.nicovideo.jp/watch/lv347175975
- YouTube:https://www.youtube.com/live/uQTSUBR5jko?si=xoip-KE8gm75QG_c
劇場で蘇る名シーン!キャスト陣のトークも魅力的☆
『呪術廻戦』AnimeJapan 2025スペシャルステージは、キャスト陣の熱いトークと名シーンの振り返りで、ファンとして胸が熱くなる瞬間が満載でした♪
ファンが選んだ3つのシーンは、劇場の大きいスクリーンで見るのももちろん楽しみですが、その背景を永瀬さん、櫻井さん、中村さんが語ってくれたことによって、さらに感慨深さを感じてしまいそうです!
また、キャスト陣それぞれの思いが語られることで、劇場版総集編への期待感がより高まり、公開日が待ち遠しい限りです!!
2025年5月30日(金)から公開される『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』は、TVシリーズのオープニング「青のすみか」がアレンジされた「青のすみか(Acoustic ver.)」もとても気になるところ。最初から最後まで全力で楽しみ尽くせること間違いなしです♡
イベントの熱気は、ニコニコ放送・YouTubeで配信される映像から楽しめるのもポイント。ぜひこちらもちチェックしてみてくださいね☆
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会