話題の “スキルシェアサービス” 「ココナラ」を徹底解剖!「株式会社ココナラ」広報担当者さんとココナラで活躍するイラストレーターさんにインタビュー☆

「知識・スキル・経験」を売り買いできるスキルマーケットとして人気の「ココナラ」。イラストレーターやWebデザイナーにとどまらず、さまざまなスキルを持った人々が活躍しています。

今回は「ココナラ」を運営している株式会社ココナラの広報担当・柳澤さんと、実際にココナラを利用してフリーランスとして活躍されているイラストレーターの夜舞コメさんにインタビューをさせていただくことができました!

運営側、ユーザー側双方が感じているココナラの魅力について、徹底解剖していきます!

「株式会社ココナラ」広報担当・柳澤さんにインタビュー!他社と違う「ココナラ」の強みとは?

今回、人材マッチングプラットフォーム「ココナラ」について、運営元の「株式会社ココナラ」で広報を務める柳澤さんにインタビューをさせていただくことができました!

コロナ禍を経て多くの人材マッチングプラットフォームが出てきた中、長くココナラに携わってきた柳澤さんだからこそ感じる魅力や強みについてお話を伺いました。

・ココナラは今では誰もが知る総合型の人材マッチングプラットフォームですが、創業当時の裏話や背景はありますか?

まず2012年の創業時、ココナラは「500円のスキルマーケット」としてサービスを開始しました。当時はまだ「モノ」のフリマアプリもなく、オンラインで取引すること自体に慣れていなかったり、抵抗があったりする時代。そんな時代ではあったものの、イラスト作成からホームページ制作まで「なんでも揃う」という総合型のスタイルはどうしても譲れなかったんです。

 

しかし出品件数が多ければ多いほど、購入者に迷いが生まれてマッチングしにくくなりますよね。そこで「価格面での迷いをなくし、対面ではなくオンラインにすることでマッチングしやすくなるのでは?」と考え、500円均一・オンラインにすることになりました。

 

結果的にこの500円が功を奏し「オンライン上でもイラストなどの作品や占いなどのスキルを気軽に、かつ安心してやり取りができる」と評価していただけることに繋がりました。

創業当時から、今のココナラの主力である似顔絵やイラストといったコンテンツはやり取りが多かったとのこと。ネットショッピングですらあまり普及していなかった時代に、スキルの売買ができるというサービスは画期的なものだったんですね!

・ココナラはどんなところが魅力ですか?

ココナラの魅力は、やはり「なんでも揃う」という部分だと思います。

カテゴリは450種類。サービス出品者数は約41万人いて、出品されているサービスも80万件以上あります。名前のとおり、「ここなら探してるものが必ず見つかる」「ないものがない」という状態を目指しています。

 

もう1つの魅力は「ユーザー目線に立っている」ところです。ココナラではビジョンである「一人ひとりが自分のストーリーを生きていく世の中をつくる」の実現を目指しているので、創業時からユーザーイベントなどに力を入れてきました。先日久しぶりに100人規模でオフラインのイベントを開催しましたが、そこでもやはりユーザーの声を聞くというのがメインの目的になっていて、約40人の社員が参加しました。

 

事業規模は拡大していますが、ユーザーの声を大切にするというスタンスは創業時から変わらず守り続けている部分です。

オンラインでのやり取りが主流になってきて、私たちの身の回りの生活でも「自動化」や「AIによる〇〇」という言葉をよく聞くようになりました。そういった時代の流れに乗りつつ、「ユーザー目線に立つ」という創業時からの姿勢は守り続け、実際に高い評価を得ているのは素晴らしいですね。

・オンライン上でスキルや制作物のやり取りを行うプラットフォームはココナラ以外にもありますが、他との一番の違いはなんですか?

一番の違いは、ビジョンに紐づいたサービス設計だと思っています。

 

例えば動画編集の案件を依頼したいとき、「こうした動画を作れる人はいますか?」と発注者からニーズがかけられ、複数のワーカーが応募するという形式が多いですよね。しかしココナラの場合は、スキルを提供する出品者が「自分のスキルをパッケージし、価格をつけて出す」という出品者主体のEC型になっています。

 

そのため、「自分から応募する」のではなく「自分のスキルを指名で買いにきてくれる」という感覚になるので、他の仲介サービスに比べて、より自分を売り出しやすい場所になっているのかなと思います。

 

ココナラの特徴であるEC型については、実際に出品者の方からも「自分のサービスに価値を感じて依頼してもらっている」など喜びの声が挙がっています。

個人や企業が「この人いいな」と感じて買いにくるというスタイルなので、仕事を依頼される側としてもモチベーションアップに繋がりますよね!仕事のパフォーマンスや制作物のクオリティも上がるので、一石二鳥です!

・イラストなどの制作物が主体のイメージですが、他にはどんなスキルがありますか?

他だと、例えばオンラインレッスンや悩み相談などがあります。

 

以前、芸人を目指しているという方が「お笑いの家庭教師」をココナラで見つけ、その方に指導を受けた結果、M-1グランプリの3回戦まで進むことができたという事例がありました。

 

おっしゃる通りイラストや制作物が主体というイメージがありますが「スキルマーケット」なので「あらゆるスキルが揃っている」という部分が、ココナラの強みであり、魅力だと思っています。

お笑いの家庭教師とは…すごいですね!何か困ったことや教えてほしいことがあり「どこに相談したらいいかな?」と迷ったときはココナラを見てみるとよさそうです!

・近年は推し活の需要が高まっていますが、ココナラで伸びているカテゴリはありますか?

ココナラはとにかく「なんでも揃う」ので、どのカテゴリも満遍なく伸びていますが、中でもVTuberの活躍は目ざましいものがあると思います。ココナラでも4〜5年前くらいから盛り上がっていますね。大・中・小を合わせて450種類あるカテゴリのうち、VTuberは数年前に需要が高まっていることを掴み、カテゴリを昇格させました。

 

VTuberに関しては初めて購入する方に向けて、出品者の方が買い方やスキルの使い道を細かく丁寧に誘導してくださるケースが多いので「取引がしやすい」というのも魅力の1つなのかなと感じています。

 

それから韓国語の翻訳を頼む方も、たびたび起こる韓流ブームに付随して増えているので、翻訳や語学関連も伸びている印象がありますね。

確かにココナラのトップページでは「VTuber」が大きく表示されていますし、ネットで「VTuber 依頼」と検索をすると一番上にココナラのページがあがってくるようになっているので、盛り上がっているのがわかりますね!K-POPの人気も凄まじいですし、コロナ禍が明けて旅行需要も増えてきたので、語学系の案件が増えるのも納得です。

・「VTuber」以外でいうと「悩み相談」のカテゴリの人気が高いと思いますが、実際はどうですか?

悩み相談は占いを始め、かなり人気のあるカテゴリです。占い師さんも3万人以上いらっしゃるので、人数的には最大級と言っても過言ではないかなと思います。

 

ココナラはカテゴリが細分化されているところも魅力だと考えています。

例えば占いの中でも、恋愛・結婚・人生など悩みの種類別に分けられますし、タロットやリーディングなどの占い手法でも選べるようになっています。

 

また「推し活のお話聞きます」や「オタク活動悩み相談」のように、推し活関連の相談サービスもありますよ。推し活の場合は共感が欲しかったり、互いに推しについて語って盛り上がりたいという方もいらっしゃると思うので、「一緒に話しましょう」といったサービスを展開している人もいます。

悩み相談の中に、推し活に特化したものがあるとは驚きです!占いも占術別で選ぶことができるんですね。自分の好きなものを、価格や実績を比較しながら検索できるのは嬉しいポイントです。

・カスタマーサポートが充実しているイメージですが、今後AIなどを利用する予定はありますか?

スキルマーケットを広げていく上で、カスタマーサポートは最重要部分だと捉えています。一部AIによる効率化を図りつつ、基本的には人が主体で担う部分と考えています。

 

ココナラには「カスタマーサクセス部」という部署でカスタマーサポートを行っています。カスタマーサービスについては外部に委託するところも多いと思いますが、ココナラでは30人ほどのメンバー全員が正社員という体制でサポートを行っています。

ココナラの強みは、何かトラブルがあった際にしっかりと専門知識を持った社員が対応してくれるという安心感。初心者が利用しやすいサイトである理由の1つですね。

・ココナラのカスタマーサポートはサポートサービス業界の国際格付け機関で最高評価の三つ星を獲得していますし、ユーザーからの評価も高いですよね。他社と違うポイントやこだわりなどはありますか?

なぜ人によるサポートにこだわっているかというと、ココナラが「スキルマーケット」という新しいサービスを展開しているからです。

 

オンライン上でスキルや人がマッチングするというサービスはとても複雑で、納品時に「クオリティ」の部分が関係してきます。

 

例えば「似顔絵を描いてほしい」という依頼のもと作成して、いざ購入者の手に渡った時に「似てない」となった場合、やり取りが非常に複雑になりますよね。出品者が似せて描いたつもりでも、購入者は「似ていない」と思うなど、人それぞれの主観が入ってくるからです。

 

第三者がやり取りの事実をしっかりと見極めて仲裁し、解決策を提案してトラブルを収めていくのが大切だと考えています。

個人間のやり取りに思わぬトラブルはつきもの。ココナラが客観的な視点でサポートに入ってくれると、ユーザー側としても安心ですし、また利用したいと思えますよね。

・「ココナラは手数料が高い」という意見もありますが、それについてはどう思いますか?

よくご意見をいただく点ではありますが、カスタマーサポートや決済代行などのサービスが充実しているので「安心して使える」といった評価もいただいています。

 

特にユーザーからの評価が高いのが「集客力」の部分です。営業をしたり収益管理などの事務作業をしなくて良いので「自身の創作活動に集中できる」という喜びの声を多くいただいています。

 

より多くの時間を創作活動などに使っていただけるので、副業からフリーランスを目指している方にもぴったりだと思います。ユーザーさんから「フリーランスになる夢が叶いました」とか「副業をはじめて第二の収入源になりました!」といった声をいただくと「きちんと価値提供ができているんだな」と実感しますね。

フリーランスとして活動するときは「まず何から始めたらいいんだろう」と悩みますが、ココナラは強力な集客力があるので、安心して始められそうですね!

・ユーザーから「ここを改善して欲しい」といった要望などはありますか?

サイトの一番下に、問い合わせフォームとは別に「ココナラへのご意見・要望をお聞かせください」と表示されている「ご意見ボックス」を設置しています。問い合わせではないのでココナラからお返事をすることはありませんが、「ご意見ボックス」は社員が日常で使うビジネスチャットツールと連携しているので、いただいた意見や要望をオンタイムで見られるようになっているんです。社長も常に確認しています。新機能を出した時などは「ご意見ボックス」のメッセージを見て、改善に繋げています。

「意見を書いてもらっただけ」にせず、すぐに社員が見られる仕組みを作り、ユーザーの声をもとに新機能の発案や改善をしている姿勢が素晴らしいですね!

・最近は個人ではなく企業がココナラを使っているケースも見受けられますが、法人利用は伸びていますか?

ONE COMPATH様はITエンジニアがオンライン勉強会をバーチャルライバーとして行う案を企画しココナラで発注

ケンミン食品様は、8月18日のビーフンの日のロゴと社外向け資料のブラッシュアップをココナラで発注

高槻市立消費生活センター様は啓発ポスター用のイラストをココナラで発注

はい、実はコロナ禍に入ってからプライベート利用よりもビジネス利用が逆転して伸びています。コロナ禍でリモートワークが当たり前になり、オンライン上での仕事が広がりましたよね。その影響で、オンラインで仕事をお願いすることが一般化し企業全体に広がっていったのではないかと感じています。

 

法人利用の例でいうと、印刷会社のグループ企業がLive2D(イラストにアニメーションを付け、描いた人物の絵に動きをつけることができる技術)を依頼していたり、ビーフンを作っている「ケンミン食品」さんが販促用の資料をココナラで依頼したり、高槻市が告知用ポスターを依頼したり…。新しいスキルが必要になった時に、社内にいない人材を求めてココナラに探しにくるケースも多いです。

 

コロナ禍以降、人材不足の問題が顕著になってきているので「専門人材が欲しい」と思ったときは、ココナラの存在を思い出していただければと思います。

コロナ禍を経て、それまでの働き方が大きく変化したのは多くの人が感じたことだと思います。オンラインでやり取りする機会が増えたことで、ココナラの需要も高まっていったんですね。

・法人向けの営業はされていますか?

直接的な営業はしていませんが、マーケティング施策は打っています。一時期は法人向けのテレビCMを放送していたこともありました。ただ、実際にやってみて、テレビCMだと販路を法人に広げるのは限界があると感じました。

 

そこで法人向けのスキル・人材マッチングプラットフォームの運営や開発を行う合弁会社の「株式会社みずほココナラ」を2024年に設立することになりました。

 

みずほ銀行様は日本で唯一47都道府県に支店があるので、その顧客基盤を活用させていただいて、みずほ様の取引先に対してサービスを提供していきたいなと思っています。

すでにかなりの知名度があるココナラがみずほ銀行と共に法人向けのサービスを展開していくのはすごいですね!これは日本のビジネスシーンに大きな変化をもたらしそうです。

・今の段階で企業向けのサービスはありますか?

企業向けのサービスとして「ココナラプロ」「ココナラアシスト」「ココナラコンサル」が2023年10月に登場しました。

 

「ココナラプロ」は、企業様から「ココナラが間に入る形で、50〜100万単位の額で高クオリティの実名クリエイターに依頼をしたい」というニーズをいただいたことをきっかけに生まれたサービスです。こちらは企業側だけでなく、クリエイターの方々にとっても、価格や地位が上がっていくことに繋がるメリットがあります。

 

ココナラとしても、活動の幅を広げているクリエイターさんが企業様とマッチングして、さまざまな案件が生まれていくといいなと思っています。

企業からのニーズも汲み取り、新たなサービスを展開しているのがさすがですね。今後ビジネスシーンでの利用がさらに拡大していきそうです!

・2023年10月からインボイス制度が導入されましたが、何か影響はありますか?

ココナラでは、インボイス制度が始まる前の段階からユーザーに制度の通知を行っていました。

実際に制度が始まってからは、プロフィールに「インボイス発行事業者」という項目を追加したので、出品者がインボイス登録をしているかが、購入者側からもわかりやすくなっています。

ココナラにはフリーランスで活動しているクリエイターも多いので、依頼側としてはインボイス登録をしているかが気になるところ。プロフィール欄で登録の有無が一目でわかるところも、ユーザーの安心感につながっているんですね。

・海外からの購入事例などはありますか?

海外からの購入者もいらっしゃいます。やはり日本のイラストや漫画、VTuberのキャラクターモデリングなどのニーズが高いので、それに応えるためにココナラも多言語化の対応(韓国語、中国語、英語)を2023年10月から開始しました。

 

やり取りに関して不安があるかもしれませんが、翻訳ボタンを押してそれぞれの言語に切り替える形になっているので、安心して使っていただけると思います。決済については、海外からの購入者にはPayPalを利用していただくことになっています。

台湾のユーザーが購入した事例もあるので、グローバルな活動がしたいクリエイターの方にも利用していただきたいです。

PayPalでの支払いが可能なら、海外の方でも安心して取引できますね!日本の2次元コンテンツはどんどん海外進出して人気が高まっているので、今後さらに盛り上がっていきそうです!

・出品者が増えてきていることで、初心者が稼ぎにくいという意見を見かけたのですが、どうでしょうか?

現在多くのユーザーさんに利用していただいているので、やはりマッチングする際に埋もれてしまうという課題については私共も認識しています。

 

その課題の解決策として、サービスPR機能」があります。本機能は出品者が出品サービスを「ココナラ内のサービス検索結果の広告枠」に掲載することで、サービスを宣伝できる機能です。本機能は、購入者がサービス検索時に「指定したカテゴリ・絞り込み項目」に応じて、関連する広告を検索結果の広告枠に表示します。そのため「購入目的のユーザー」に向けて自分のサービスを宣伝することができます。

 

また、広告管理の画面では、広告の表示数・クリック数や、広告経由で売れた件数・金額なども確認でき、広告効果を上げるための改善ポイントを出品者自ら見つけることが可能です。

 

「クーポン配布機能」というのもあります。こちらはリピーターをつけるという目的で展開しているサービスで、まだ取引のないフォロワーや取引回数が多いユーザーなどに対してクーポンを配布するシステムになっています。

 

今後もユーザーのサービスやスキルが埋もれないよう、あらゆる施策を打てる機能を出すなどして対応を行っていく予定です。

初心者が稼ぎにくいというのは、ココナラに限らず多くのプラットフォームで言えることですが、ココナラはこういった部分のサポートや機能が充実しているのに加えて強固な集客力があるので、初心者でも比較的活動しやすいのが嬉しいですね。

・思うように収益に繋がらない方へ向けて、ココナラから伝えたいアドバイスやポイントなどはありますか?

自分のプロフィールについて実績評価やスキルの情報など、さまざまな項目をすべて入力していただくというのは1つのポイントです。

 

入力箇所はたくさんありますが、全て入力していただけると提供できるスキルが可視化され、マッチングの精度が上がると考えています。

 

ココナラではいかに出品者と購入者が期待値を合わせてマッチングできるかということを考え、検索のアルゴリズムやさまざまなデータに関して日々回収を行い、マッチングしやすい仕組みづくりを行っています。

ユーザー目線に立っているからこそ、日々のデータ回収による高度なマッチングシステムの構築ができるココナラ。「思ったより稼げない…」「初心者だからうまくマッチングできないのかな…」と悩みを抱えている方は、今一度ご自身のプロフィールを見直してみるのもいいかもしれませんね。

・最後に、ココナラの今後の目標について教えてください

とにかく「なんでも揃う」「どんな人でも使いやすい」場所を目指しています。

 

ココナラは安心して使えることや集客力の強さ、さまざまな機能開発によるサイトやアプリの使いやすさにおいて評価をいただいています。

 

しかし、そこに慢心することなく常にココナラをよりよくしていくための方法を模索し、社員の半分以上がエンジニアという体制で、引き続きシステム開発や改善に力を入れていきます。

 

これからもテックカンパニーとしてこだわりを持って、どんな人でも使っていただけるプラットフォームを目指します。

お話を聞いて、ココナラには「安心感」「強い集客力」「あらゆるサービスやスキルが揃っている」など、思わず利用したくなるような魅力がたくさんあることがわかりました。

ココナラが目指すのは、単に「働く場」を提供することではなく「自分の自己表現ができる場所」「社会と繋がることができる場所」を創造すること。ココナラなら「数いるクリエイターの1人」ではなく「唯一無二のクリエイター」を目指せますね!

ココナラで活躍するイラストレーターの夜舞コメさんにインタビュー!ユーザー側が感じているココナラの魅力とは?

現在、ココナラでキャラクターデザインやLive2D、MVイラスト制作などを中心に活動しているフリーイラストレーターの夜舞コメさんにもインタビューをさせていただくことができました!

ユーザー側が感じているココナラの魅力や、仕事のプラットフォームとして選んだ理由など、気になるところを聞いてみました!

・イラストレーター歴はどのくらいですか?

2019年から始めたので、4年くらいです!ココナラも活動開始と同時に始めました。

ココナラでも数%の人しかなれない「PRO認定」を受けている夜舞さん。4年という比較的短い期間でもPRO認定を受けているのはすごいです!

・イラストレーターを仕事にしたきっかけはありますか?

イラストが好きで小さい頃から趣味で描いていたんですが、高校卒業後に「専門的に学びたい」と思い、イラスト・デザインの専門学校に入学しました。専門学校を卒業してすぐ、フリーとして活動し始めました。

好きだったことが仕事になっているのは素晴らしいですね!初めからフリーランスとして活動をされていることもあり、プロフィールページにはオリジナリティのある素敵な作品が並んでいます。

・フリーのイラストレーターとして活動する中で、大変だったことはありますか?

活動し始めた時は「自分をどう売っていこうか」「どうやっていろんな人に見てもらうか」というところから始まりました。いろんなところでアピールして、自分から仕事を取りにいく必要があるので、そこが大変でした。下積み期間みたいなものは、だいぶ長かったと思います。

そこからPRO認定を受け、現在はココナラ1本で活躍されているとのことなので、本当に素晴らしいです!努力の賜物ですね。

夜舞さんはどんなイラストを描かれているんですか?

私は等身が高いのとデフォルメの2つの絵柄でイラストを描いていますが、主にデフォルメの方で依頼をいただきます。

 

デフォルメはカートゥーン調と言いますか、少し個性がある絵柄なんですが、こちらが人気で、よく依頼を受けています。男性・女性キャラは問わず、結構満遍なくなんでも描きますね。

イラストを拝見させていただきましたが、カラフルで明るいキャラクターたちが並んでいて、思わず「かわいい〜」という声が出てしまうほど!思わずずっと見ていたくなります…。

・現在の依頼の件数と、内容について教えていただけますか?

大体月に12〜15件ぐらい、多いときは詰めて20件くらい受けています。

個人・企業問わず依頼はいただいてますが、企業だとVTuber事務所の方が多い印象です。グッズのイラスト制作などを請け負っています。

個人にとどまらず、企業からも依頼がきているのはさすがですね!顔出しをしないVTuberにとって、オリジナリティのあるイラストは必要不可欠なので、夜舞さんのイラストは需要がありそうです。

・仕事のプラットフォームとしてココナラを選んだ理由はありますか?

元々はココナラ以外のサイトにいくつか登録をしていたんですが、そこは依頼を受けるというよりは描いたイラストを販売する場所、という感じでした。

 

そこで「こんなイラストを描いてほしい」といった依頼をもらえるサイトの存在をどこかで聞いて「探してみようかな」と思っていた時に、偶然ネットか何かでココナラを見つけて始めてみました。活動当初は複数のサイトを使っていましたが、今はココナラ1本で依頼を受けています。

複数のサイトを使った上でココナラ1本に絞ったとのお話から、いかにココナラが活動しやすい場所なのかがわかります。まさに「自分の自己表現ができる場所」なんですね。

・出品者として、ココナラのどこに魅力を感じていますか?

やはり安心して使えるところですね。

 

SNSなどのやり取りで第三者が介入しない場合だと、トラブルが多いという話をよく聞きます。特に個人間のやり取りだと、イラストを持ち逃げされてしまったり、支払いがされなかったりということが多発しているようですが、ココナラだと個人を相手にしてもそういったトラブルが起こらないので、安心して取引できると感じています。

 

手数料が高いという意見もありますが、サポートや機能がしっかりしているので私はココナラを使っています。

SNSなどでの個人間のやり取りでトラブルを防ぐためには、きちんとした契約を交わしておく必要がありますよね。しかし、契約書や請求書などの作成に時間を取られることで、自身の制作に集中できないという声も…。

ココナラならトラブルのリスクが低いですし、発生したとしてもしっかりしたサポート体制があるので、安心して創作活動ができます。

・ココナラは集客力の強さが魅力と言われていますが、夜舞さんはどう感じていますか?

私もココナラの集客力は素晴らしいと感じでいます。個人から企業の方まで幅広いお客様がいらっしゃるので、見つけてもらえればいろんなお仕事の依頼が来るのではと思います。

 

ココナラで検索をかけると、イラストでも「アニメ風」や「ミニキャラ」「リアル調」などいろんなカテゴリーが選べるので、購入者側も理想とするイラストを描くクリエイターを探しやすいのかなと思いますね。

ユーザー側からしても細分化されたカテゴリはココナラの魅力の1つとのこと。高度なマッチングシステムによる集客力の強さは、ユーザーも感じているようですね。

・ココナラのサービスで改善してほしい部分などはありますか?

そうですね…強いて言うならメッセージ内のユーザー検索機能が欲しいなとは思います。

 

ひと月に複数の依頼をいただくので、やはり受けられる件数が限られてくるんです。そのため、私は個人的に予約制度を設けているんですが「◯月からの制作をお願いします」とメッセージをいただいても、いざその予約日なった際に、メッセージが下の方に埋もれて、予約した方を見つけられないことがあって…。

 

すぐユーザーを見つけられる機能や予約システムなどがあったら、もう少しやりやすくなるかなと思います。

確かに、ここの部分は意外と盲点かもしれません…!フリーランスの場合は日々多くの方とやり取りをしていて、メールやメッセージが溜まっていきやすいので、こういった機能があると効率よく作業を進められますね。

・ココナラのサービスに点数をつけるとしたら、100点満点中何点ですか?

私はココナラに対して不満などは全く感じていないので、100点だと思います!強いて言えば予約機能などがあると嬉しいかな、くらいで使いづらいと感じたことはないです。

こうして継続的に依頼をもらってフリーで活動できているのは、ココナラのおかげです。

夜舞さんの言葉がそのまま、ココナラの人気や知名度を表していますよね。不満なくスムーズに活動できているユーザーが多い証拠です。

・ココナラを利用して、ご自身の夢は叶いましたか?

私は小学生の頃から将来はイラストを描いたり、キャラクターデザインの仕事をしたいと思っていました。そして今、実際にVTuberさんのキャラクターなどを制作できているので、夢は叶いました!

 

こうした夢が叶ったのもココナラを利用してフリーランスとして活動していたからこそだと思うので、本当に感謝しています。

 

一定の依頼をいただけていますし、依頼主の方から「夜舞さんの絵が好きです」と言ってもらえるので、幸せだなと思います。

そのほかにも夜舞さんはSNSのフォロワー繋がりでの仕事において「自分がデザインしたキャラクターに声優さんが声を当ててくれる」という夢が叶ったとのこと。ココナラでできた大きな基盤によって、さらなる夢の実現に繋がったんですね。

・今後どのようなイラストレーターになりたいですか?

自分の個性をしっかり持って、一目で私の絵だとわかってもらえるようなイラストレーターになりたいです。

 

ココナラをベースにしてもう少し知名度を上げて、人気のあるVTuberさんなどからお仕事をいただけるようになったら嬉しいですね。

これこそ、ココナラが目指す「自分の自己表現ができる場所」とリンクすることですね!夜舞さんのイラストがもっともっと多くの人に知ってもらえるよう、願っています!

・夜舞さんのようなフリーのイラストレーターを目指す人に向けて、メッセージをお願いします!

ネット社会が進んでいる今、学校などに通わなくてもいろんな資料や講座を見ることができるので、絵が上手な人はすごく増えてきています。そこで不安や焦りを感じたり、思うように収益に繋がらなくて辞めてしまうケースもよくあります。私も安定して仕事をいただくまではすごく大変でしたが、うまくいかなくても、それでも絵を描き続けてほしいな、と思います。

 

自分から発信してみたり、ダイレクトメッセージを送ってみたりするのも1つの手かもしれないですね。続けていればいつか道は開けるので、諦めずに頑張ってほしいです!

これは今イラストレーターを目指している人にとってかなり励まされるメッセージなのではないでしょうか。「継続は力なり」を体現している夜舞さんならではのお言葉ですね!

お話を伺い、ココナラはユーザー側にとっても利用しやすく、「自分ならではのサービス」を売り出しやすい場所だということがわかりました。「フリーランスを目指したいけど、どこで活動するのがいいんだろう…」と悩んでいる方は、まずはココナラの門を叩いてみるのはいかがでしょうか?

「ココナラ」で自分のスキルや経験を活かして夢を叶えよう☆

コロナ禍を経て「働き方改革」が行われたことにより、フリーランス人口はどんどん増えてきています。フリーでなくとも「本業をしながらSNSや各種プラットフォームを利用して副業をしている人が身近にいる」という方も多いのではないでしょうか?

こうした活動をする人が増えれば、人材マッチングサービスも増えていくというもの。ココナラはコロナが拡大する何年も前からサービスを開始していたので知名度としてはかなり高いと思いますが、今回お話を伺って、きちんとユーザーに選ばれる理由があることがわかりました。

常にユーザー目線に立っているからこそ実現できる、充実したサポート体制やシステム開発。時代に合わせて新しいものを取り入れつつ、ユーザー主体という部分は「一番大切なもの」として守り抜く姿勢が素晴らしいと思いました。

令和といえば、推し活の時代。すでにVTuberや海外に向けた事業などが活発化してきていて、これからさらに新たなトレンドや価値観が出てきそうですよね!目まぐるしく変化する日々の中で、ココナラがどのようなサービスを展開していくのか楽しみです!

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