国内最大級電子コミック配信サイト「コミックシーモア」が主催する「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞 2024」の受賞作品が決定♪
毎年大注目の「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞」、今年は250万票を超える一般読者の投票が集まりました。
栄えある2024年の電子コミック大賞には、余命わずかの令嬢と異常な愛を持つ殺し屋の “契約結婚ラブサスペンス”「ホタルの嫁入り」(小学館)!
その他、男性部門、女性部門、異世界部門、ラノベ部門、BL部門、TL部門から2作品ずつ、計13作品が発表されました☆
授賞式の様子は既にお伝え済みですが、また、BL部門・TL部門が発表された授賞式後には、登壇された声優の立花慎之介さん、白井悠介さんの個別インタビューをさせていただき、作品アフレコの感想や今後演じてみたいシーン、好きな作品について語っていただきました♡
受賞作品に個別インタビューの様子をお伝えします♪
立花慎之介さん・白井悠介さんに授賞式後インタビュー!BL・TL作品の魅力を語る☆
今回「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞 2024」の授賞式後に、立花慎之介さん、白井悠介さんに個別インタビューをさせていただきました!
授賞式ではBL部門、TL部門で部門賞を受賞した『誰か夢だと言ってくれ』『40までにしたい10のこと』、『橘くん、抱いてください!ハジメテの相手は同僚王子!?』『菜々子と薫 堕落していく、僕たちは。』のワンシーンアフレコをされたお二人。
今回のインタビューでは和気あいあいとした雰囲気の中、授賞式でのアフレコの感想含め、お話をお伺いすることができました♪
Q.(BL・TL含め)作品を朗読してみていかがでしたか?
白井悠介さん
今回はワンシーンだけというか、短い場所ではあったんですけども、どれも作品の冒頭というか、これから作品がまた発展していくっていうきっかけのシーンだっだので、すごく自分自身演じていて「この先どうなるんだろう」と気になったりしました。
短いシーンならではというか、だからこそギュギュッといろんな、しっかりと、感情乗せて集中してできたんじゃないかなと思います。とても続きが気になります。
立花慎之介さん
キャラ性(キャラクターの性格)だったり、そのキャラの関係値だったり、それぞれキャラクターの持ってる性格の部分とかが、短いシーンではあったんですけど、そこにぎゅっと凝縮されてて、ちょっと触れただけでも「なるほど、こういうキャラクターでこういう関係値なんだ」というのが、すっとわかってくるような内容ではあったので、アフレコさせて頂いてもやりやすかったです。
逆に、白井くんも言ってましたけど、続けてまたシーンをやっていくと、もっとどんどん、どんどん面白さが伝えられたかなと思ったので、今日やれた部分は嬉しいんですけど、でも役者としては消化不良な部分も。
BLもですしTLはTLで面白いので、そういう部分も含めてすごく楽しかったです。
いずれもワンシーンのみで、聞いているこちらも「このまま聞きたい…!」と思わされるアフレコ。作品の内容を知らない方はもちろん、知っている方でも、再度続きを確認せずにはいられないワンシーンでした☆
しかしながらワンシーンでは、立花さん、白井さんともに、もっと演じたいと思われたとか。立花さんが「消化不良」と仰った時に、白井さんも激しく同意されていました!
Q.もしいずれの作品がBLCDで本当に出るとしたら、今回どの登場シーンで演じてみたいとかありますか?(他のキャラクターも含めて)
白井悠介さん
今回のその配役(朗読劇での配役)が僕の中で結構斬新というか、相手が立花さんだったっていうのもあるんですけど、「あっ、立花さんこっちなんだ」みたいな、結構個人的には新鮮だったんで、逆でやってもまた面白いんじゃないかなっていうのもあります。
僕としては、どの役でも演じる自信はあります!言っておきます。つまりどの役でもお待ちしています。
立花慎之介さん
今日いただいた役っていうのも全然いいなと思うんですけど、逆でやっても多分成立するものではあったりするので、そこの面白さはどっちやってもいいなって思いました。
白井くんとだったらこの感じかなとか、他のキャストさんとかだとこう違ってくるんだろうなとか、そのへんの面白さはやっぱりあるので、そういう意味では、いただいた役をきっちりこなしていく方がいいのかなと思ったりするんですけど、流石に智秋さん(注:TL部門で女性キャラクターを演じたたかはし智秋さん)の役はできないですね。そこは女性に任せたいかなと思いますね。
授賞式でのアフレコもワンシーンで “きゅん” とさせてくださいましたが、もしBLCDで受賞作品をフルで聴くことができたら…これは考えただけで心臓が持ちません♡
Q.作品において、男性ながらの胸キュンポイントを教えていただけますか?
白井悠介さん
僕も結構ギャップに弱い部分があるので、それこそ普段結構堅物、ちょっと冷たそうな人が、実はすごく明るくて穏やかなとか、不器用なだけだったとかっていうの。
現実世界でも大いにありうることですし、そういうの見ると「あ、こういう一面あったんだ〜」って、その人を知ったような気になれるし、一気になんか親近感が湧くようなことがあるので、そういう作品、漫画とかでもギャップって大事なんだなと改めて思いました。
TL作品読ませていただいた2つの中で、できる男「いいよ」っていう一言で、これからちょっと対応していきたい。至る瞬間、いいよいいよって。
立花慎之介さん
BL作品に関して言えば、本当に純愛というか、純粋な2人の恋っていうものが発展していく。そこがすごく綺麗だし、物語としてみていてスッと心に入ってくるところは、一つの推しのポイントかなと。
そういう純愛ありきだけど、バラエティ要素で面白いところがあったり、意地悪なところがあったり、そこも含めてギャップなのかもしれないですけど、物語のキャラクター性というところが一押しのポイントかなと思います。
TLに関してはもう、欲に対して真っ直ぐなところがすごく好きで、自分のしたいことを相手と共有して、それを2人で成し遂げていくっていう。
普段日常生活では、欲って押さえなきゃいけないみたいなところがやっぱりあるんですけど、それを純粋に伝えられる相手がいるという良さ、そこがポイントなのかなと思いました。
『橘くん 抱いてください! ハジメテの相手は同僚王子!?』をアフレコされた白井さんの「いいよ」の破壊力は半端ではありませんでした!できる男の「いいよ」の対応にも注目です♪
Q. お気に入りな作品はありますか?
立花慎之介さん
最近見つけた漫画で、『開花アパートメント』っていう、時代が多分昭和初期とか大正ぐらいをモチーフにしている(作品)。
絵がすごい独特で、富裕層が住むアパートメントにいる住人たちは、みんなちょっとずつ変わってます。
謎めいていて、それがよくわからない。ミステリーみたいな感じもありつつなんですけど、読んでいくと人間ドラマっていう。
絵柄がすごく特徴があって、僕はすごく好きだったんで、最近買って「あ、これ続編読みたいな」と思ったのが、本当つい最近です。
白井悠介さん
僕もやっぱりBL作品とか、いくつかお仕事させていただく時に、原作チェックしなきゃいけない時とか、シーモアさんをよく利用させていただいてて、原作をシーモアさんで買って読んだりとかしています。
BLとか抜きにすると、個人的に好きなのは『ヴィンランド・サガ』っていう作品。アニメ化とかもされてますし、シーモアさんでも読めるんで、僕も買って読ませていただいたりとかしています。
最初は物々しいというか、バイキング時代のバイキングたちの、男たちの戦いみたいな、そういう作品なのかと思いきや、根底に描いているのは、結構人間の愛。
そういう原作者の幸村先生らしい、壮大なテーマっていうのに集約していくのがすごく好きで、それもある種、ギャップなのかなって。本当に激しい戦いかと思いきや結構その人間ドラマを描いていくみたいな、僕はやっぱ改めてギャップに弱いのかなと思い出しました。
ぜひアニメ続編がある時は出演したいなと!という欲を出していこう!!
『開花アパートメント』は立花さんのおすすめで初めて知りましたが、独特な絵でありながらとても綺麗な絵に惹かれました。また『ヴィンランド・サガ』に出演する白井さんも、ぜひ見たいですね♪
時折笑いも起こりながらインタビューに答えてくださった立花さんと白井さん。お二人のお話を聞いて、さらに作品への興味も湧きました☆
白井悠介さん・立花慎之介さんが朗読された受賞作品をご紹介!
【BL 部門賞】
誰か夢だと言ってくれ
- 出版社:集英社
- 作家名:みっしぇる
- 受賞コメント:この度は応援、ご投票いただきありがとうございます!いつも読んで応援してくださる皆さま、作品に関わってくださった方々、改めてたくさんの人に支えられている作品だと感じました…!これからも頑張ります!
低身長で可愛い小夜(受け)と小夜を溺愛する真柴(攻め)の掛け合いがとにかく可愛い♡ 2人のラブラブっぷりも見ていてほっこりします。夢から始まる不思議な恋愛に注目です!
40までにしたい10のこと
- 出版社:リブレ
- 作家名 : マミタ
- 受賞コメント:応援してくださった皆様ありがとうございました!自分の大好きなものを詰め込んだ作品なので、沢山の方々に気に入っていただけてとても嬉しいです。これからも雀さんと慶司君をどうぞ宜しくお願い致します。
40歳目前の主人公・十条と、翻弄しながらもリストを一緒にこなしてくれる慶司。かわいい中年リーマンに思わずキュンとしちゃいますよ♪
【TL 部門賞】
橘くん 抱いてください! ハジメテの相手は同僚王子!?
- 出版社:ぶんか社
- 作家名:ふどのふどう
- 受賞コメント:2年前に続きこのような大きな賞をいただき光栄です。投票してくださった皆様、連載を支えてくださっている読者様、関係者の皆様、本当にありがとうございます。今後も続きを読みたいと思っていただけるような作品作りを頑張りたいと思います。
純粋な主人公・すみれと、そんなすみれを可愛くて仕方ないと感じている橘くんのやり取りにニヤニヤしてしまいますよ♪
思わず2人の幸せを願ってしまう作品です!
奈々子と薫 堕落していく、僕たちは。
- 出版社:CLLENN
- 作家名:つきのおまめ
- 受賞コメントいつも読んで支えてくださっている読者さんたちのおかげで叶った全てです。本当にありがとうございます。これからもお気持に応えていけるような作品をお届けできるよう精進していきたいと思います。
独占欲むき出しの彼に翻弄され “堕落” していく「背徳感」を感じる作品。年下の男の子に「こんな風に愛されたい…!」と感じてしまう女子は多いのではないでしょうか♡ このさき奈々子と薫がどうなっていくのか注目です!!
見応えある作品に溢れる「電子コミック大賞 2024」!!
「みんなが選ぶ‼︎電子コミック大賞 2024」受賞13作品は、どれも話題性に富んだものばかりで、BL・TL部門の作品はどれも甲乙つけ難いです。
また、個別インタビューをさせていただいた立花慎之介さん、白井悠介さんからの貴重なお話は、アフレコされた作品の魅力はじめ、おすすめの作品にも触れたくなりました!
お二方の作品・声優に対するポテンシャルの高さにも感服します。改めて演じられている作品の見返しや、これから関わっていかれる作品もチェックしていきたいですね♡
実施中のキャンペーンにこれから楽しめるミュージックビデオや動画配信も、ぜひ見逃さないようにしていきましょう〜!
[「みんなが選ぶ‼︎電子コミック大賞 2024」特設サイト]
(取材:間野優希)