Z世代は推し活も仕事も全力!?就職・転職活動を行う20代の40%が「推し活しやすい会社を選ぶ」☆ 推し活ジャンルは「アニメ・漫画」「アイドル」「歌手・アーティスト」がトップ3にランクイン!「新卒・既卒・第二新卒として就職・転職活動を行う20代前半の若者への意識調査」をUZUZが実施

IT分野の教育研修事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)は、20代の若者向けに「推し活」「オタ活」と就職・転職に関する意識調査、「新卒・既卒・第二新卒として就職・転職活動を行う20代前半の若者への意識調査」を実施しました!

「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をミッションに、第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した就業支援事業にも特化した株式会社UZUZ。

今回行った調査の背景には、「推し活」「オタ活」が世代を超えた社会現象になっていることも要因の一つです。

「推し活」「オタ活」による経済的な市場規模は7000億円に上るとの予測も!!

いまや特定の人に限らない「生きがい」として市民権を得ていると言っても過言ではない「推し活」「オタ活」ですが、就職・転職活動中の20代はどの程度重視しているのか…。

気になる第二新卒や既卒、新卒のZ世代に意識調査の結果をお伝えします♪

(有効回答数:597)

調査結果サマリー

現在「推し活」「オタ活」をしていますか?(単一回答)

  • している 42.0%
  • していない 47.1%
  • どちらともいえない 10.9%

これには全体の42%が「している」と回答。半数近くの20代の人が「推し活」「オタ活」を楽しんでいます。

「している」と答えた方は、ジャンルは何ですか?(複数回答)

  • アニメ・漫画:112
  • アイドル:96
  • ゲーム:76
  • YouTuberなど動画配信者:58
  • 歌手・アーティスト:88
  • 車やバイクなど物:18
  • スポーツ選手:19
  • そのほか:20

活動しているジャンルは、トップが「アニメ・漫画」。続いて「アイドル」「歌手・アーティスト」「ゲーム」という結果になりました!

「アニメ・漫画」と回答した方のなかには、キャラクターを推して楽しんでいる方も多そうですね。

【「している」と答えた方のみ】推し活・オタ活のために使う金額は年間いくらですか?(単一回答)

  • 0〜1万円未満:15.3%
  • 1〜5万円未満:39.6%
  • 5〜10万円未満:16.0%
  • 10万〜20万円未満:14.5%
  • 20万〜30万円未満:5.1%
  • 30万〜50万円未満:5.8%
  • 50万〜100万円未満:2.9%
  • 100万円以上:0.7%

活動のため1年間に使う金額でもっとも多かったのは「1〜5万円未満」で約4割。全体でみると、約85%が年間20万円以下という結果になりました!一方「50万円〜100万円未満」は約3%、「100万円以上」は0.7%にとどまっています。

この結果からうかがえるのは、あまり金額をかけずに「推し活」「オタ活」を楽しんでいる印象です。

【「している」と答えた方のみ】働く会社を選ぶ上で、「推し活・オタ活のしやすさ」は、どの程度考慮しますか?

(※調査アンケートでは「まったく重視しない」〜「すごく重視する」まで5段階の数値1・2・3・4・5で選択)

  • 全く重視していない 18.1%
  • あまり重視していない 12.3%
  • どちらでもない 29.0%
  • 少し重視している 24.6%
  • すごく重視している 15.9%

就職・転職で会社を選ぶ際、「推し活」「オタ活」のしやすさをどの程度考慮するかという問いに対して、約4割が「活動しやすさを重視する」と回答。せっかくなら仕事も「推し活」「オタ活」も楽しみたいという姿勢が伺えます。

また「重視しない」という回答は約3割。好きな職種ややりがいを持って仕事をするということも大切ですね!

【「している」と答えた方のみ】推し活・オタ活と仕事を両立させるうえで、どのような会社の理解やサポートがほしいですか?

  • 土日が休みであればよい
  • 有給休暇が取りやすいこと
  • 平日でも休みを取りやすいこと
  • ライブの日程や予定に合わせたお休みが取れること
  • フレックスタイム制
  • 残業で夜遅くなることがない
  • チケットを確保している場合は確実に見に行けるように、有給や半休を取らせてほしい
  • グッズを会社に持って行ってもいい環境
  • 上司や同僚に自分がオタ活をしていることをしっかり理解してもらったり、それに関する雑談をする
  • サークルのような仲間、理解者がいればいい
  • 自分の推しについて交流することで、より仕事がしやすくなる環境がほしい
  • プライベートに干渉しない
  • そういう趣味もあるんだと放っておいてくれるだけの理解があればいい
  • 推しをイメージしたファッションをしやすい環境
  • 人生で何よりも仕事が一番大事という押し付けのような価値観がなく、仕事は人生の一部であり、それぞれ大切にしているものが違うということを理解できる会社であれば良い
  • 有給休暇や仕事終わりに連絡が来るのは良いが「すぐに返信をしない」と文句を言わないでほしい
  • 服装の規律を守っているのにその他の持ち物などで文句を言わないでほしい
  • 推し活ができる給料

会社に求める理解やサポートでもっとも多かったのが「有給休暇の取りやすさ」「残業が多すぎない」「フレックスタイム制」など、時間の確保に関わるもの。ライブやイベントなど、平日や開始時間が決まっていることも多いです。そんな予定に対して、会社でも融通がきくというのは、モチベーションアップにもつながります。

ほかに「プライベートに干渉しないでほしい」「推しをイメージしたファッションができたらいい」「理解者がいればいい」など、個の尊重を求める思いも伺えました。

専門家 川畑 翔太郎さんコメント

筆者の会社でも一緒に働くメンバー(特に20~30代の女性)の間では『推し活』『オタ活』の話が日頃から盛り上がっている。調査結果を見ても約4割の人が『推し活』『オタ活』を行っており、会社に対して「活動のしやすさ」を求めている。人数ボリュームを考えても、会社として無視できない兆候だと言える。

これからの人手不足(採用難)の時代を考えると、こういった嗜好性を理解し、社内環境を整備していくことが必要不可欠になってくる。実際に弊社グループでも、オタク人材に特化したエンジニア採用を行う会社を立ち上げて、既に採用がうまくいっている。世の中のトレンドが変わるのであれば、まずは「理解」に努めて、可能であれば「適応」していくことが重要だ。

  • 株式会社UZUZ 専務取締役/川畑 翔太郎:1986年生まれ、鹿児島出身。2012年UZUZ立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターの就活支援実績は累計2,000名を超える。2024年2月より、株式会社UZUZ COLLEGE代表取締役。

調査概要

  • 調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
  • 調査の対象:既卒・第二新卒、新卒として就職活動中の20代男女
  • 有効回答数:597名(既卒者:82名、第二新卒:489名、新卒:26名)
  • 調査実施日:2024年5月21日~2024年6月19日

※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。
※各回答結果の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります。

オタク女子も気になる「推し活」「オタ活」と就職に関する意識調査!!

今や全世代で、何かしらの「推し」がいると言われている「推し活」、「オタ活」。その「推し活」「オタ活」は、推しがいる人にとっては、切っても切れない関係です!

学生の頃は、割と自由に出来ていた「推し活」「オタ活」を「仕事をするようになってもしっかり楽しみたい」と考える新社会人も多いのではないでしょうか?そんな新社会人も入る20代前半の方々が、「推し活のしやすい会社を選ぶ」という意見が40%いるというのは納得の結果とも言えます。

また、会社に求めるサポートに「時間確保」に関する事柄が並んだのも、推しとの時間を楽しみたいという考えの表れを感じます!

個人的に少し意外だったのが、活動のため1年間に使う金額。約85%の方が年間20万円以下というのに対して「使う金額が案外少ない…」とも感じました。そんなふうに感じながら、イベントやグッズなどしっかりと計画的にお金を使っている方が多いんだという結果が伺え、「社会人だからといって散財はしないんだ!」と関心してしまいました。

「推し活」「オタ活」をしていながらも、活動のしやすさを重視しないと3割の方が回答しているのもポイント!「推し活」「オタ活」というプライベートと、仕事をきっちり分けて考えている方も一定数いるということも伺えます。メリハリをつけるからこそ、より一層「推し活」「オタ活」が出来たときに力がはいるのかも知れませんね。

オタク女子にもとても身近な「推し活」「オタ活」。好きなことと仕事のバランスを図るのも、とても大切だと改めて感じさせられる調査結果に注目です!

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