2023年8月7日(月)に浅草花やしきが開園170周年を迎えるにあたり、7月20日(木)より新エリアをオープンしました!オープンに先駆けて、7月18日(火)及び19日(水)開催されたプレスデーの様子をお届けします♪
完全リニューアルとなるお化け屋敷コンテンツや、浅草の街並みと時代を巡る映像型アトラクションのほか、8年ぶりの復活となる名物「パンダカー焼き」を提供する飲食店も!雨の日も楽しめる、懐かしくて新しい不思議な空間に仕上がっています。また、プロジェクションマッピングで四季折々の景色を楽しめる空間や、大正ロマン風のレトロな階段など、SNS映え間違いなしのスポットも!
夏はぜひ浴衣を着て、家族や友達、恋人との素敵な思い出をつくってくださいね♡
- 「浅草花やしき」新エリアについて:https://www.hanayashiki.net/archives/13282
「お化け屋敷~江戸の肝試し~」夏にぴったり!背筋が凍る恐怖体験。リアルな人形がおぞましすぎる…
浅草花やしきで人気を集めていたお化け屋敷がリニューアルした「お化け屋敷~江戸の肝試し~」。伝統を大切にする浅草ならではの、歌舞伎や落語、講談など様々な形で現代にも伝わる「累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」の江戸四大怪談をモチーフにした、お化け屋敷です。
お化け屋敷という文化は江戸時代から存在していたそうで、度胸試しが大好きな江戸の人々を恐怖のどん底に陥れていたとも…。そんなお化け屋敷を現代に復活させ、日本人のDNAに刻まれた恐怖の物語を展開!
入口からおどろおどろしい雰囲気が漂い、薄っすらと流れる「通りゃんせ」に思わず鳥肌が…!実際に筆者も体験させていただきましたが、これは本当に恐怖しかありません!!
狭くて暗い道を進んでいくと、所々に江戸四大怪談のワンシーンを表現した人形たちが展示されています。屋敷内には彼らの不気味な嘆き声が響き、どこからともなく耳を塞ぎたくなるような叫び声…。暑い夏にもかかわらず、体の体温が一気に下がっていくような気がしました…
比較的短いコースですが、恐怖のあまり長く感じられました。最後のほうは「早く終わって!」と祈ってしまうかもしれません。やはり、恐怖は一人で感じるのではなく、家族連れやカップル、友達同士で感じることを切実におすすめします。暑い夏にはぴったりの、背筋が凍るような体験ができること間違いなしです…!
・「お化け屋敷~江戸の肝試し~」概要
- タイプ:ウォークスルー型
- 全長:約70m
- 所要時間:5~6分
- 条件:0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
- 料金:のりもの券4枚、フリーパス可
プロジェクションマッピングでお花見気分。「NAKED花景色」で四季折々の景色を満喫
五感で楽しむお花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」など、お花をモチーフとした作品を数多く手掛けるクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」と花やしきが初コラボしたコンテンツ「NAKED花景色」。
現代のテクノロジーとエンターテインメントを組み合わせて、浅草花やしきの原点である花園が復活しました!プロジェクションマッピングによって彩られた空間で、1年を通して幻想的なお花見空間や四季折々の風景を楽しめます。
昔ながらの浅草花やしきを現代のデジタル技術で楽しむことができるのは、江戸時代の末期嘉永6年(1853年)に浅草花やしきをオープンさせた造園師の森田六三郎も喜んでいるはずです…!
大木に咲く花々が、プロジェクションマッピングと連動して色を変える様子はまさに圧巻!キラキラと輝く華やかな演出は、SNS映えもバッチリです。InstagramやTikTokとの相性も最高です♡
花とアートが融合した美しい景色をバックに、浴衣姿で写真を撮るのも素敵ですね!和を感じさせるBGMを聴きながら、幻想的な空間で癒しのひとときを過ごせますよ。NAKED花みくじ®で運勢を占ってみるのもおすすめです♪
(空間プロデュース by NAKED, INC. )
8年ぶりに復活したパンダカー焼きなど和スイーツが充実!「お花見茶屋」でまったりひと休み♪
そんな「NAKED花景色」を眺めながら、軽食やスイーツを楽しめる「お花見茶屋」がニューオープン!浅草の粋な風情と贅沢な味わいを手軽に堪能できるお店では、8年ぶりに復活する名物「パンダカー焼き」や、見た目も可愛い「花むすび」など充実したグルメメニューがそろっています♪
「パンダカー焼き」は、浅草花やしきを象徴する “パンダカー®” を模した、ひとくちサイズのあんこ、またはカスタード入りの焼き菓子です。見た目がとにかく可愛らしく、1個100円~と価格も手頃。ふわふわもちもちの生地に、風味豊かなあんこが包まれている看板メニューです!
試食させていただきましたが、生地のもちもち感が最高!あんこの味わいも堪らないです☆
小腹が空いている方には、盛りだくさんの具材が炊き込まれた彩り豊かなおむすび「花むすび」がオススメ。職人によってひとつひとつ丁寧につくり上げられ、個性あふれる5つの味わいが楽しめる、ここだけの逸品です。食べやすい手のひらサイズでありながら、さまざまな具材がぎっしり詰め込まれているのが魅力。これひとつで十分おなかいっぱいになりますよ♪
もちろん、「花むすび」はそのまま食べるのではなく、スマートフォンで記念に「花むすび」の写真を撮ってみてください。職人によって丁寧に作られた「花むすび」の芸術性を何度も見返すことができますよ!
その他、スティック状のモナカに北海道産小豆の手作り粒あんや白あんを敷き詰め、生キャラメルやマンゴーなどのフルーツと団子を添えた「デセールもなか」などオリジナルの甘味もあります。サクサクで香ばしいモナカの上に、甘いあんこ、甘酸っぱいフルーツや白玉がふんだんに添えられていて、見た目も最高にキュート♡ サイズが小ぶりなので、甘いものがお好きな方は、ぜひ全種類を食べ比べてみてくださいね!
※パンダカーは株式会社花やしきの登録商標です。
「パノラマ時間旅行」で空の旅を!懐かしの景色を没入感たっぷりに味わえる映像型アトラクション
4面マルチ映像によって、浅草の今と昔をたどる映像型アトラクション「パノラマ時間旅行」。花やしきのシンボルとして長年親しまれ、2016年に惜しまれながら引退したアトラクション「Beeタワー」からの景色が復活しました!「Beeタワー」から一望できた浅草の風景を満喫できます♪
映像がスタートすると、辺り一面がすべて浅草の町並みに。ユニークなナレーションとともに、まるでアトラクションに揺られているかのような没入感を味わえます。しかし、途中から景色が一変し、あっという間に時間旅行の世界へと引き込まれます…。レトロな風景と、スピード感のある時間旅行を同時に楽しめますよ☆
ただし、「パノラマ時間旅行」では、人によっては、映像酔いをしてしまうこともあるかもしれません。もし、VR酔いなどの経験がある方はご注意ください。
・「パノラマ時間旅行」概要
- タイプ:映像型アトラクション
- 収容人数:24人
- 所要時間:約5分
- 条件:0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
- 料金:のりもの券4枚、フリーパス可
「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」で園内に潜むひょうきんな妖怪たちを撮影!
次にカメラ型の専用デバイスを使い、ARで現れる妖怪たちを探す園内周遊型アトラクション「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」に挑戦しました!まずは「マルハナ新聞社」で任務を受けて出発。専用のデバイスを駆使し、新聞記者として園内に潜む妖怪たちを探して撮影します。妖怪が現れるスポットは全部で12ヶ所、制限時間は15分。すべての妖怪を見つけるのは相当難易度が高いようです…!
妖怪が現れるスポットを発見したら、専用デバイスを準備。すると、映像の中に可愛らしい妖怪たちが出現します。それを上手に撮影すれば、任務完了です!ひょうきんな表情を見せる妖怪たちをたくさん見つけて、スクープカメラマンとしての腕を磨きましょう☆
こちらも体験させていただきましたが、園内をくまなく妖怪をすべて探すのは、極めて難易度が高いと感じました…!ただ、すべての妖怪を探すことができなくても、家族連れの方なら、素敵な思い出になるでしょう…!
任務終了後はマルハナ新聞社に戻り、見つけた妖怪を報告すると新聞が完成します。自分が撮影した写真に見出しやコメントが付き、本物の記者になれたような気分を味わえますよ♪
※プレスデー開催日には、TVアニメ『呪術廻戦』と「浅草花やしき」のコラボレーションイベントが実施されていましたが、現在終了しております。
・「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」概要
- タイプ:園内周遊アトラクション
- 制限時間:15分
- 条件:2歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
- 料金:のりもの券4枚、フリーパス可
「ご利益横丁」や「時空階段」でレトロな雰囲気を楽しめる!浴衣での撮影にぴったりなフォトスポット
2階のメインストリートにあたるのが、「ご利益横丁」。通りの左右には商店が建ち並んだようなデザインで、天井に灯が連なるレトロな空間です。
小吉広場・中吉広場・大吉広場の3つの広場には、アトラクションやゲームセンターのほかフォトスポットやベンチが並ぶ憩いの場となっています。この横丁で遊べば遊ぶほど「大願成就」「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」などのご利益をあずかることができ、運気を上げられると言われていますよ♪
その他、1階から2階の新エリアに繋がる階段「時空階段」では、来園者を現代から過去へと誘う独特な世界観を堪能できます。色とりどりの提灯や古時計、浅草花やしきの過去の風景写真、大正ロマン風の階段など、レトロな空間は撮影スポットとしても魅力的!ぜひとも、友達同士などで思い出の写真を撮ってみてください。雰囲気のあるオシャレな写真を手軽に撮影できますよ。令和の浅草花やしきで、時を遡る不思議な感覚を体験してみてくださいね♪
NAKED, INC.(ネイキッド)について
1997年に村松亮太郎が設立したクリエイティブカンパニー。 “Core Creative, Total Creation, and Borderless Creativity” を理念に、ジャンルを問わず活動。近年ではリアルとバーチャルをクロスオーバーした様々な体験を創出しています。
アート、エンターテインメント、カルチャー、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において新たな体験や価値を生み出しているネイキッド。2022年より、京都のメタバースやAR/VR企画を手がけ、バーチャル×リアルで京都の文化発信とアート体験を届けるプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』をスタートしました。
東京駅プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、世界遺産・二条城や、東京、香港などでも開催された花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」、AI(人工知能)が生み出す音楽体験「HUMANOID DJ」、食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」、『NAKED桜の新宿御苑2023』など、数々の代表作があります。
・各種リンク
- <NAKED, INC.>https://naked.co.jp
- <Official Instagram>https://www.instagram.com/naked_inc/
- <Official Facebook>https://www.facebook.com/NAKEDINC.official
- <Official Twitter>https://twitter.com/naked_staff
- <Official YouTube>https://www.youtube.com/c/NAKEDINC
日本最古の遊園地「浅草花やしき」について
浅草花やしきは、江戸時代末期嘉永6年(1853年)に造園師・森田六三郎により、牡丹と菊細工を主とした花園(かえん)として誕生しました。明治5年頃からは遊戯施設が置かれ、その他にも珍鳥や猛獣の飼育、西洋あやつり大写真や山雀の芸等で大評判となり、かの大正天皇もお忍びで来園されるほど人気を博しました。
その後、震災や戦禍により閉園を余儀なくされた時代を経て、昭和24年(1949年)に遊園地として再建。当初はビックリハウス、豆汽車、射的、鬼退治等、規模は小さかったものの、入園無料の憩いの場として広く大勢の人に親しまれました。
昭和28年(1953年)に日本現存最古のコースター『ローラーコースター』、昭和35年(1960年)に『人工衛星塔(後のBeeタワー)』を設置。どちらも浅草の名物となり、街の発展に大きく寄与しました。
現在はさまざまなアトラクションと縁日、飲食店舗が所狭しと立ち並ぶ浅草の遊園地として親しまれています。
また、2016年9月に「Beeタワー」が引退し、その跡地に新たなシンボルとなるホール「浅草花劇場」を2019年4月にオープン。今後は、遊園地や新ホール内で季節ごとのショーやイベントを開催することでさまざまな娯楽を楽しめるような「遊びの場」を提供していくとのことです。
【所在地】
〒111-0032 東京都台東区浅草2-28-1
【料金】
- 入園料:大人(中学生以上~64歳)/ 1,200円 小人(5歳~小学生)/ 600円
- フリーパス(入園料別途):大人(中学生以上~64歳)/ 2,800円 小人(5歳~小学生)/ 2,400円
- のりもの券:普通券1枚 / 100円 回数券11枚綴り / 1,000円
【営業時間】
10:00~18:00(最終入園は閉園30分前)※季節・天候により変更あり
【アクセス】
- つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩3分
- 東京メトロ銀座線/都営地下鉄浅草線/東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩5分
【公式サイト】
進化を続けるレトロ遊園地に注目!
8月に開園170周年という驚きの記録を更新する浅草花やしき。
古き良き特徴は活かしつつ、ネイキッドとのコラボやSNS映えするスポットなど、時代に合わせたコンテンツを作り続けているのは素晴らしいですよね♪
外国人観光客も多い浅草にあるので、これを機に海外への認知もさらに広がっていくと思いました!
夏休み中に170周年を迎えるということなので、より多くの人に楽しんでもらえると良いですね☆
[浅草花やしき]