障がい者アーティストの「生きる勇気」を表現!絵画展【口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】が東京・有楽町にて2024年6月23日(日)〜29日(土)まで開催!

口と足で描く芸術家協会(以下 MFPA)は、2024年6月23日(日)から29日(土) まで、東京・有楽町にある東京交通会館 B1ゴールドサロンにて、絵画展【口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】が開催されます!

この絵画展は、多くの人に口や足で描くアーティストたちの絵を自由に鑑賞してもらうため、「感謝の気持ちがアートに」 をテーマに「HEARTありがとう」というメッセージを掲げて開催されるもの。今回は日本人アーティストによる絵画53点(南 栄一さん追悼展を含む)が展示されます。

障がいのあるアーティストさんたちが表現した作品から「生きる勇気」を感じられる展覧会。見どころやMFPAの取り組みについてご紹介していきます!

人々に希望と癒しを与える作品が魅力!南 栄一さんの追悼展を同時開催!

南 栄一『友と歩いた上高地』(油彩画)

MFPAの主要メンバーであった南 栄一さんの追悼展「希望の虹~悲しいことの後にはきっと喜びが~」も同時開催!精緻な風景画や静物画、メルヘン画など数々の心温まる作品を残した南さん。追悼展ではその代表作28点を見ることができます。

南さんは長野県で生まれ、高校3年生の時、柔道の試合中の事故で頸椎を損傷。その後、口で描く画家として50年にわたりMFPAとともに活動をされました。作品は多くの人々に愛され、グッズも販売。2023年に68歳で永眠されましたが、その作品は人々に希望と癒しを与え続けています。

今回は、絵画展イベント限定企画として南 栄一さんの作品を収録した2025年のカレンダーを会場限定にて販売されます!売上の一部は能登半島地震の復興支援として寄付。 南さんが「生きるよろこび」を表現した作品を通じて、被災地へ支援の輪が広がります。

カレンダーイメージ 『雨上がりに虹が出るように、悲しいことの後には、 きっと喜びが待っている』

  • 価格:500円(税込) ※売上の中から1部につき350円が復興支援に寄付されます。

会場内では実演イベントも!アーティストさんと交流できる♪

絵画展にて実演中の画家・梅宮 俊明さん(埼玉県 / 口で描く画家)とそれを見ている画家・古小路 浩典さん(東京都 / 口で描く画家)

会場内では、アーティストによる実演が行われるため、来場者は口や足で描く様子を間近で見ることが可能!また、口で絵を描く体験コーナーも設けられ、子供たちがアートを通じて障がいへの理解と共感を深めることもできます。アーティストの方々も来場者との交流を楽しみにされているとのことなので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

オリジナルグッズの販売&能登半島地震の復興支援も!

梅宮 俊明『午前6:58(横浜)』 (油彩画)

会場では、口と足で描いた絵をもとにしたグッズも販売!特別企画として、南 栄一さんの作品を収録した2025年のカレンダーを販売し、売上の一部を能登半島地震の復興支援に寄付するとのこと。優しさ溢れる作品を通じて、被災地への支援の輪が広がります。

絵画展【口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】開催概要(同時開催:南 栄一 追悼展)

  • 日時:2024年6月23日(日)~29日(土) 10:00~18:00 ※ 初日の23日は12:00から
  • 入場料:無料
  • 会場:東京交通会館B1 ゴールドサロン(JR有楽町駅前、東京メトロ有楽町線・有楽町駅直結)
  • 実施内容: 口と足で描いた作品展示 53点 / 口と足で描く実演 / 口で描く体験コーナー / 口と足で描いた絵からできたオリジナルグッズの販売 / 口と足で描く芸術家協会の紹介(ビデオ上映)
  • 限定企画:南 栄一さんのカレンダーを限定販売。売上の一部を能登半島地震の復興支援に寄付。
  • 実演: 実演の予定はこちらからご確認ください: https://www.mfpashop.com/blog/news_20240522/

MFPA(口と足で描く芸術家協会 / Association of Mouth and Foot Painting Artists Worldwide)概要

口と足で描く芸術家協会(MFPA)は、両手が使えず口や足で絵を描くアーティストたちの団体で、障がいがあるアーティスト自身で運営されています。1956年にヨーロッパで始まり、現在、世界69の国と地域の障がい者アーティスト約740名が参加し、世界に45の支部(出版社)があります。

日本でも1961年から始まり、2021年に60年という節目を迎え、今は20名のアーティストが参加しています。MFPAのモットーは「Self-Help, Not Charity(慈善ではなく、自立を)」。慈善や福祉、ボランティアなど、他の人の力を借りるだけで生きるのではなく、自分でお金を稼いで生活することを目標にしています。

MFPAは、アーティストさんたちが描いた絵を絵葉書・カレンダー・文房具・生活雑貨などに複製し、販売。そのグッズの売り上げが財政基盤となり、障がいを持つアーティストさんたちの生活や学びを支えています。

障がいがありながらも「働きがいのある」人生を

MFPAのアーティストさんたちの中には、暮らすためにヘルパーの力を借りなくてはならない方もたくさんいらっしゃるとのこと。しかし、やはり「自分が口や足で描いた絵で収入を得るのは生活実感を得られる」そうです。 障がいがありながらも、働きがいのある人生を過ごし、自立して生きていくことができる。それは、SDGs目標の8番目に掲げられる 「働きがいも経済成長も」に繋がると言います。

実際に足を運んで原画を見ることは、障がいのあるアーティストさんたちにとって大きな励みとなります。それぞれがキャンバスに表現した世界を見れば、アーティストさんたちの「生きる勇気」を感じられること間違いなしです!

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