間野 優希 サッポロビールは、2026年1月2日（金）、3日（土）に日本テレビ系列で放送される「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走」に合わせて、「第102回箱根駅伝用オリジナルCM」の年始特別バージョンを放映します。このCMには、豪華声優5名が起用されています。放映に先立ち、CM先行カットや収録・撮影の裏話が公開されます。
CMは、優しく強い声を持つ神谷浩史さん、小西克幸さん、花江夏樹さん、松岡禎丞さん、森田成一さんを起用。5名の豪華声優陣がリレー形式で、ナレーションとして「待ってたよ。君が僕をつなぐ時を。」という印象的なセリフから始まります。これは、箱根路を走る選手たちが手に取る「たすき」が、彼らに語りかけるメッセージとして制作され、このたすきが持つ歴史と重みを表現。
映像面では、大会当日の箱根路の息をのむような景色を、細部にわたってリアルに表現することに重点も。それに加え、箱根駅伝という大舞台に向けてひたむきに努力を重ねてきた若者たちの真摯な姿、そして、過去の偉大な選手たちから現在へと脈々と繋がれてきた大会の歴史、つまり「たすき」に込められた想いの継承が丹念に描かれていますよ。
そして、CMを彩る楽曲には、人気バンド羊文学の「光るとき」が起用されました。
サッポロビールが箱根駅伝を応援しつづけて、第102回大会で40回目を迎えます。今回の箱根駅伝もきっと、選手たちの姿が私たちに勇気を与えてくれることでしょう。サッポロビールは、これからも箱根駅伝を応援していくとのこと。
CM「企業 第102回箱根駅伝 たすきは待っている篇」詳細
- TVCMタイトル：「企業 第102回箱根駅伝 たすきは待っている篇」／60秒 1タイプ
ストーリー
選手の走るリズムに合わせて揺れる画面。たすきの受け渡しを待ちわびて手を伸ばす第2走者の姿や、前を走るライバルたちの背中、精一杯の声援を送る沿道の人々など、大会中にたすき視点から見える情景がうつし出されます。そして、選手の鼓動を直に感じているたすきが、子どもの頃から諦めずに夢見てきた箱根駅伝という舞台を走る選手に、エールを送ります。
放送番組
「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路・復路」
- 2026年1月2日（金） 日本テレビ系列7:00～14:05（予定）
- 2026年1月3日（土） 日本テレビ系列7:00～14:18（予定）
2026年1月2日7:00頃からサッポロビール公式YouTubeでもご覧いただけます。
- 公式YouTube URL：https://www.youtube.com/@SapporoBrewery
ナレーション
- 神谷浩史（かみやひろし）
- 小西克幸（こにしかつゆき）
- 花江夏樹（はなえなつき）
- 松岡禎丞（まつおかよしつぐ）
- 森田成一（もりたまさかず）
楽曲
- 「光るとき」／羊文学
収録・撮影秘話
CM放映に伴い、本CMを手掛けた監督が収録および撮影時の裏話を明かしました。
【収録】
各大学の「たすきの声」を声優の方々にいただきました。「夢の箱根駅伝に出場する選手たちを優しく見守るような声で」とお願いさせてもらったところ、どなたも一撃でこちらの想像以上のものをいただけたことに感動しました。念の為、全員の声が並んだときに変化をつけられるようにいくつかのパターンを頂きましたが、結果、どれも良すぎて選ぶのにとても時間がかかることになってしまいました。
【撮影】
小田原や箱根町にて、たすきリレーなどたすき目線が描かれるシーンの撮影を行いました。また、陸上クラブチーム「TRIANGLE」、そして埼玉県鶴ヶ島市立藤中学校陸上競技部の協力を得て、実際の練習を撮影させていただき、箱根駅伝を目指す若者たちの練習シーンを描いております。
たすき目線のアングルとはどういったものだろうと、カメラマン・スタッフ一同で試行錯誤しながら特殊なカメラを使用して撮影しました。箱根駅伝を目指す若者の葛藤を表現するために、リアルな中学生の陸上競技選手たちに出演してもらったのですが、芝居は初めてなのに、みなさんいまの自分の立場に置き換えて感情を表現して頂いてとてもいいシーンになりました。
CM楽曲アーティスト情報
なぜこの楽曲を起用したのか、その理由を監督が語ります。また、羊文学の特別コメントも公開します。
【楽曲「光るとき」 起用理由】
箱根駅伝を目指す次世代の選手たちが聴いても歌詞が心に響くのではないかと感じたこと、ギターのフレーズがこの映像のムードにあっていたことです。また、「何回だって言うよ 世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ」と歌う楽曲が正月の日本に鳴ることが、意味があると感じたことです。
【羊文学 特別コメント】
小さい頃からお正月には、家族でいつも箱根駅伝を観ていました。
私たちの楽曲で、箱根駅伝を応援できることをとても嬉しく、光栄に思っています。
羊文学 塩塚モエカ
豪華声優陣が伝える「たすき」の重みと、若者たちへの敬意
このCMは、単なる企業メッセージの枠を超え、「箱根駅伝」という国民的行事が持つ精神性と歴史を深く掘り下げた、非常に感動的な作品になる予感がします。
神谷浩史さんをはじめとする豪華声優陣を起用し、「たすき」に人格を与えて選手たちに語りかけるというアイデアは秀逸ですよね。「待ってたよ。君が僕をつなぐ時を。」というセリフは、過去から現在、そして未来へと受け継がれてきた情熱と重みが凝縮されており、CMの核として強く響くかもしれません。彼らの「優しく強い声」が、若者たちのひたむきな努力と、箱根路の息をのむような景色の両方を包み込み、視聴者の感動を一層深いものにしてくれるはずです。
このCMを通じて、サッポロビールが長きにわたり応援し続けてきた箱根駅伝への、深い敬意と愛が伝わってきます。今年の大会も、CMと共に、熱い涙を誘うものになるに違いありません。
