外出先でプレステゲームのリモートプレイができちゃう!?「5G SA」の威力はすごい!KDDIとソニーが技術検証を実施☆

最近話題の「5G」。なかなかイメージが付きづらいものの、auブランドで携帯電話サービスを展開するKDDIでは、「au 5G」と『鬼滅の刃』とコラボをしたりしていますね。

しかし、何となく5Gについて、 “4Gよりも速いもの” と漠然とイメージを持っている方が多いと思いますが、なんと、新技術である「5G SA」と「ネットワークスライシング」を利用することで、外出先でゲームのリモートプレイが遅延なくできてしまうというのです!

今回、KDDIとソニーは、プレイステーションのゲームを、KDDIの「5G SA」を利用して、外出先のAndroidスマートフォンから遠隔プレイを行う実証実験を行いました。

今回、5Gの中でも、最新技術である「5G SA」(Stand Alone)と「ネットワークスライシング」という技術を使った技術検証となります。

「5G SA」においては、携帯電話の基地局などをすべて5G対応のものを使った技術で、従来の技術よりも、高速さに加えて、大幅な低遅延を実現します。

具体的に、5G SAが役に立つ場面としては、主に、自動車の遠隔運転、ネットワークを通じた遠隔医療など、5Gの真価が発揮できるとされるシーンが多くなっています。

「ネットワークスライシング」については、ネットワークを用途別に切り分けることで、仮想的な専用回線を作れる技術のことを指します。

今回の実証実験では、5G SAとネットワークスライシングという技術を使って、プレイステーションのゲームの遠隔プレイを検証しています。

今回の実証実験では、混雑時を想定したネットワークでも快適にリモートプレイが可能に☆

今回の実証実験をメディア向けに公開した状況は以下の通りです。

  • プレイしたゲームは『ストリートファイターV』。
  • プレイステーションの専用アプリを利用。
  • 東京・有楽町の東京国際フォーラム前で、KDDIの5G SAネットワークを通じて、東京・虎ノ門のKDDIの研究拠点「KDDI DIGITAL GATE」に設置したプレイステーションから遠隔プレイ。
  • 混雑時間帯を想定したネットワーク仕様でプレイ。
  • 2台用意された中で、1台は、リモートプレイ用のスライス(仮想専用回線)に接続、もう1台は通常のスライスに接続。

若干難しい用語が多くなってしまいましたが、今回の検証では、つまり、5G回線が混雑していることを想定したネットワークで『ストリートファイターV』を遠隔プレイするということになります。

また、2台のうち、1台は、5G SAのリモートプレイ用のスライス(仮想専用回線)に接続したものを使っています。

実際のプレイはこんな感じです♪

混雑していると想定されたネットワークのプレイですが、ゲーム用のスライス(仮想的な専用回線)を使った端末では、非常に快適にプレイができています。

一方、通常のスライスでは、若干のもたつきがあるため、格闘ゲームという特性上、プレイが困難なシーンがありました。

どちらにしても、5G SAを使ったリモートプレイですが、ゲーム用のスライスで快適にゲームプレイできたのは、注目すべき点です。

外出先でも、いつでもプレイステーションのゲームがリモートプレイできるのはすごい!

今回の5G SAを利用したプレイステーションのゲームの遠隔プレイですが、ゲーマーな方なら嬉しいですね。

個人的にも、ゲームはあまりプレイしないものの、電車の車内でも、プレイステーションのゲームのリモートプレイができれば、最高です☆

KDDIでは、今回のリモートプレイにおいては、モバイルデータ通信(5G SAなど)で遠隔プレイにあたって、消費するデータ容量は、ゲームタイトルや映像品質によって異なるため、一概に定義は難しいものの、auの「使い放題MAX 5G/4G」の利用を推奨しています。

auの「使い放題MAX 5G/4G」は、2022年3月現在、auスマートバリュー(auひかりなどの固定回線とのセット割引)や家族3人以上での利用、au PAYカードでの支払いで、月額4,928円での利用が可能です。

なお、今回の遠隔プレイでは、技術検証段階とのことですが、正式サービスになった際には、データ容量の無制限プランでの利用を検討してみてください。

KDDIでは、5Gを通じて “どこでもエンタメ体験” を共創☆

KDDIは、ソニーとは、プレイステーションリモートプレイでの検証を行った協業のほか、音楽イベントにて、イベントのメイン開場にいる演者とサテライト会場の観客の間を8K映像(超高画質な映像)でつないで、コールアンドレスポンスなどのインタラクション演出の実施、臨場感あふれる現地の雰囲気を、バーチャルで体験できる8K VRによるイベント視聴といったエンタメ体験を想定した技術検証を実施していくとのことです。

もしかしたら、いちごあん的には、男性声優さんのイベント・ライブなどを、au 5G経由で遠隔地からもVRなどで体感できる…といった日も来るかもしれませんね。

KDDIの5Gへの取り組みは、”どこでもエンタメ体験” を共創します。5Gって、オタクを含め、一般層の方々のエンタメも、がらりと変わってしまう可能性も秘めています。

KDDIのau 5Gへの取り組みは、ますます進んでいます♪

筆者もau 5Gを使っていますが、今回のソニーとのプレイステーションのゲームの遠隔プレイでの協業はナイスですね。まだまだ5G SAでのリモートプレイの展開は先ですが、今後も期待できそうです♪

なお、KDDIでは、生活導線にこだわって5Gのエリア展開を実施しています。これまで、今年度末までに「鉄道路線5G化」を掲げ、JR・私鉄を含む26路線のエリア化を目指しています。

さらには、5Gを使いやすくするために、安心かつ使い放題の「au」、シンプルかつわかりやすい低料金の「UQ mobile」、オンライン専用でニーズに合わせた “トッピング” ができる「povo」の3ブランドで展開していくとのこと。

他社も含め、競争が激しくなってきていると言われる5G業界ですが、「5Gって何ができるんだろう?」と思ったとき、プレイステーションのゲームの遠隔プレイのことを思い出してみてください。

[KDDI]

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