「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会」が2023年10月4日に開催☆『映画ドラえもん のび太の地球交響曲(ちきゅうシンフォニー)』ゲスト声優発表やNetflix「完全新作アニメ」制作発表にトークセッションと盛り沢山な内容に会場が熱狂の渦に包まれる!!

2023年10月4日(水)にリリースイベント「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会」が、恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで開催されました!

2023年12月1日(金)に藤子・F・不二雄が生誕90年を迎えます。それを記念して株式会社藤子・F・不二雄プロは “藤子・F・不二雄 生誕90周年記念事業” の展開を順次開始!プロジェクトの情報が解禁されました☆

豪華開会宣言!ドラえもんの開会宣言に始まりパーマン・Q太郎も一緒に祝福☆

90周年を記念する発表会の開会宣言では、藤子・F・不二雄先生が生んだ人気キャラクターのドラえもん、パーマン、オバケのQ太郎が登場しました。会の始まりでは、『藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会』の開催を宣言するドラえもんの掛け声からスタート♪ それだけでも盛り上がります!!さらにドラえもんの掛け声に続き、パーマンとQ太郎も大きな拍手で盛り上げて、発表会の開会を飾りました。

『映画ドラえもんのび太の地球交響曲(ちきゅうシンフォニー)』最新情報♪

2023年3月1日(金)に公開となる『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』の、初解禁となる最新特報映像を含むプレゼンテーションから会がスタート。

シリーズ43作目となる映画のテーマは、“音楽” ♪ドラえもんたちが奏でる交響楽(シンフォニー)で、地球を救う大冒険が始まります。

MCからの呼び込みでステージには、映画内に登場する「燕尾服」姿のドラえもんが登場!これだけでも会場は大盛り上がり☆ 普段とはガラッと雰囲気の違う燕尾服姿も相まって、特別な登場となりました。

ドラえもんの登場に会場が盛り上がるなか「大事なことを言いに来たのです!」と一言。

これまでシークレットとなっていた物語のカギを握る歌姫・ミーナ役のゲスト声優がついに発表となりました!!

ゲスト声優に起用されたのは俳優の芳根京子さん。ステージに登壇されました☆

MCから「今の気持ちはいかがですか?」と聞かれると、芳根京子さんは「驚いてしまって、本当に?と思いましたが、とっても嬉しくて、今日この場に立ってドラちゃんとお話させてもらっていることで実感が湧いています。収録はこれからですが身が引き締まる思いです。」とこれから始まるアフレコ収録への意気込みについて語ってくださいました!

芳根さんの “ドラちゃん” 呼びには、ドラえもんも照れながら、芳根さんとのやり取りを楽しんでいました!そして、ドラえもんは、「芳根さんの写真がたくさん欲しい」とのこと!

芳根京子さん演じる歌姫・ニーナ、どんなふうに声が吹き込まれるのか、ドラえもんとのび太とはどのように絆を深めていくのかなど、キャラクターにも注目です♡

【作品概要】

『ドラえもんプラス』はじめ3タイトル新刊発売発表☆

「出版企画」の発表では、小学館のドラえもんルーム・徳山雅記編集長が登壇、新刊発売に関した情報を解禁しました!

新刊はてんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』7巻と『ドラミちゃん』『T・Pぼん(タイムパトロールぼん) 』の3タイトル。

『ドラえもんプラス』7巻は『ドラえもん』全45巻には収まりきらなかったお話を収録した特別なシリーズであり、第6巻が刊行されて以来9年ぶりの発売。『ドラミちゃん』は、ドラミちゃんが登場するエピソードや秘密だけを厳選した1冊。どちらもドラえもんファンだけでなく、漫画に初めて触れるお子さまにも読んでおきたい一冊ですよ♪

新刊情報解禁のプレゼンテーションで徳山編集長は、「兄妹揃って発売されるスペシャルな新刊の発売を是非お楽しみにお待ちください。」とコメントしました。続けて『T・Pぼん』については「非常にスケールの大きい作品です。」と、生誕90周年への期待を語りました。どれも気になる作品ばかりです。AI時代だからこそ、藤子・F・不二雄先生の作品はぜひとも楽しみたいところです!

90周年のアニバーサリーデザイン案発表♡

「商品化企画」は90周年を記念して制作され、期間限定で展開される種類の特別デザインが発表されました!

一つ目に発表された「セレブレーションデザイン」は、Fキャラクターたちが藤子・F・不二雄先生の生誕90周年をお祝いするために集合したFキャラ大集合の豪華デザイン。このデザインを使用した各種商品のイメージについても公開されました☆ 藤子・F・不二雄のキャラクター大集合デザインは圧巻!さらに、原作ではめったに見られないポーズで制作されたキャラクターたちのデザインは、「90周年ならでは。とても可愛いです。」とMCのかかずゆみさんも大絶賛!

その他にも、5種類のデザイン案と商品イメージについても発表。90周年を記念するアニバーサリーデザインの解禁に、会場からは歓声が上がりました☆ 90周年という節目に、今しか手に入らないデザイン、さらに子どもだけでなく、大人もカジュアルに使えるたくさんのグッズには、魅了されること間違いありません♪

新作ゲーム3タイトルも登場!!

藤子プロ・ゲームプロデューサーの関野亮央さんが登壇し「ゲーム企画」の初解禁タイトルを含め、3タイトルの制作発表プレゼンテーションが行なわれました。

内容は今秋の東京ゲームショウでも発表された、Roblox『ドラえもん のび太のゴーゴーライド!』、サクプラス『ドラえもん パズルdeリゾートメーカー』、カイロソフト『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』のそれぞれの詳細とPV映像が公開☆ ゲームの映像で動きまわるキャラクターに、愛らしさも感じました♡

Robloxは、ゲーム版 “YouTube” と呼ばれるゲーム配信プラットフォーム。日本でも最近話題になってきたRobloxですが、6550万のユーザーが毎日利用します。そこに、『ドラえもん のび太のゴーゴーライド!』の配信が開始されれば、Robloxへの注目度がさらに高まります!

90周年という大きな節目をきっかけに、3本のゲームタイトルのリリースに関する発表は、アニメや漫画とはまた一味違う『ドラえもん』の世界を楽しむことができそうです!

NHK「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」新作ラインナップ初公開☆

今春に加藤 茶さんが主演された『定年退食』、鈴木 福さんが主演された『おれ、夕子』等、多彩な物語のラインナップと出演陣で実写ドラマ化され大きな話題となった「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」。どの作品も話題を呼びました♪

そして2024年春、NHKBSおよびBSP4Kにてシーズン2の放送決定が発表!!『鉄人をひろったよ』『いけにえ』『あいつのタイムマシン』『アン子 大いに怒(いか)る』のラインナップも初公開されました。またも公開が待ち遠しい作品ばかり。キャストに誰が起用されるのかも注目ですよ♡

29年ぶりの新作アニメシリーズがNetflixシリーズで登場!

藤子・F・不二雄作品として29年ぶりとなる新作シリーズアニメ『T・Pぼん』の制作発表が行われました!声優には、フレッシュな演技に定評がある若山晃久さん、『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役でお馴染みの種崎敦美さんに決定!!近未来的でミステリアスな『T・Pぼん』の世界観が蘇ります。

『T・Pぼん』は。Netflixにて2024年に独占配信!日本だけでなく、190カ国以上で楽しめます!!

会場には、『僕のヒーローアカデミア』や『SK∞ エスケーエイト』などのアニメーション制作を務める株式会社ボンズの代表である南雅彦さんが登壇。生誕90周年記念作品という節目のタイミングで、藤子・F・不二雄先生の作品をアニメ化する事に対し、どのような思いで制作に臨まれたか聞かれました。

南さんは、「藤子・F・不二雄先生といえば、自分が小さい頃からずっとそばにいてもらった作品ばかりです。私はSFが大好きで、この今の自分を作ってくれたのが藤子・F・不二雄先生なので、とても名誉に感じます。」と語っていただきました。さらに手ごたえを感じている点について聞かれると、「このお話をいただいたとき、声をかけたプロデューサー全員が制作に関わりたいと手を挙げました。スタッフ全員が『T・Pぼん』のイメージを共有できた上で制作に挑めたと思います。」とコメント。特にこだわった点については、「ぼんたちにとっての現代と、ぼんがく世界の歴史物を絵柄として、少し違う形で描くことでリアリティが伝わるようにしています。」と明かしました。

藤子・F・不二雄先生の名作とも言える『T・Pぼん』を、Netflixで190カ国以上で楽しめるのは、インターネットが当たり前となった時代の流れが感じられます。しかし、藤子・F・不二雄先生の『T・Pぼん』を現代に蘇らせるのは大変な困難があったかもしれませんが、個人的にもそんな困難を乗り越えた『T・Pぼん』の配信が待ち遠しいところです!

「好き」が原動力の新企画展に90周年記念原画展が初解禁情報♡

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」新企画展と『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄のまんが世界』のメインビジュアル・開催時期・概要発表のプレゼンテーションも行われ、初の情報解禁となりました!

「 “僕は、すべてにおいて『好き』であることを優先させてきました” 」という、藤子・F・不二雄先生のお言葉のご紹介から始まり、初解禁となるPV映像が公開されました。藤子・F・不二雄先生の「好き」を原動力にして、子供たちの憧れとなる夢や冒険の世界観を作り出してきたことが伝わるような映像が放映されると、会場は感動的な雰囲気に包まれました。

藤子・F・不二雄先生が好きで楽しみながら生み出す作品だからこそ、長く誰しもに愛されるキャラクターになるんだということがわかります♡ 特に原画展は、貴重な1枚を間近でみられるチャンスでもあるので、ファンとしては見逃せませんよ〜!

辻村深月さんと河井常𠮷さんとの記念トークセッション!藤子・F・不二雄先生の人柄が伝わるエピソードも☆

トークセッションでは、ゲストとして元小学館の編集者、河井 常𠮷さんと小説家の辻村 深月さんが登壇し、藤子・F・不二雄先生について語りました。

河井さんは『ドラえもん』の連載開始時の担当編集者として、藤子・F・不二雄先生と作品を作り上げてきました。記念すべき第一話「未来の国からはるばると」のラストシーンの電柱に「河井質店」と河井さんのお名前が書かれていることについてこのように語っていました。

「今から54年前に先生から原稿をいただいて、その最後のシーンに私の名前をこうやって先生が入れてくださいました。今になってみれば大変なことなんですが、当時はピンときてなくて、“質店” じゃなく “河井医院” とか “病院” とかね。その方がよかったなんて、ちらっと思ったのを覚えています(笑)」

それに対して辻村さんは、「このエピソードを聞いた時、先生のお人柄が第一話から出ていたんだなって思いました。今日はその河井さんにお会いできてグッときました。」と感想を一言、思いを馳せました。

会場には、メディア・関係者だけでなく、一般の参加者もいらっしゃったこのイベント。多くの方が、藤子・F・不二雄先生に想いをめぐらせていました。

先生の大ファンでもある辻村さんは、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』では脚本を担当されました。

「私にとっては、聖書の続きが書けないのと同じような気持ちで、一度お断りをしたんです。だけど、みんながドラえもんのことが大好きで、ドラえもんのバトンを大事に大事に繋げて来たんだなと感じました。だから、自分も次に繋げるお手伝いができたら嬉しいなという気持ちで書きました。来年も3月に新しい映画が公開されるということで、すごく嬉しいし、あの時やってよかったなと思っています。」とお話されていました。

この日発表された90周年記念企画について聞かれると、河井さんは「私も小学館出身なものですから…『ドラえもんプラス』7巻をよろしくお願いします。」と語り、会場の笑いを誘いました。

辻村さんは「私は『T・Pぼん』があのようにアニメで動いているのを見られるなんて、生きててよかった!」と作品への深い思い入れを感じるコメント。本当に藤子・F・不二雄先生作品が好きなんだと感じられました。

さらに藤子・F・不二雄先生の「好き」を感じるエピソードについて聞かれると、辻村さんは「ドラえもんの大長編すべてから先生の『好き』を感じます。私が映画の脚本をお受けした時に一番最初に苦しんだのもそこで、ドラえもんって行っていないところがないんです。ある種才能という言葉では追いつかない、先生の『好き』が作り上げてきた世界なんだなと思います。」と語りました。

河井さんは「先生が『好き』だったのは第一に “ご家族” 。本当に奥様と3人のお嬢様方を大切にされていました。第二に “まんがを描くこと”。第三に “人をびっくりさせること” 、第四に “ハンバーグライス” 。一緒にお食事をする際には、決まってハンバーグライスを食べていました。」と懐かしそうにする場面も。

そして河井さんは『ドラえもん』連載開始前の予告ページについても触れ、「いただいた原稿が真ん中のイラストの部分だけだったんです。私がその周辺のデザインを加えました。連載の予告としては主人公もタイトルもない足りないことだらけのページで、上司からは厳しく怒られました。ただ、今となっては素晴らしい出来になったなと思います。」と当時のエピソードを語っていました。

『ドラえもん』の始まりから作品を作りあげている河井さんだからこそ語れるエピソードには、特別感と藤子・F・不二雄先生との絆も感じさせていただきました。

みんな嬉しいグリーティングタイムも♡

最後は、参加したファンとドラえもん、パーマン、そしてQ太郎と一緒に記念写真が撮影できるキャラクターグリーティングタイム(記念撮影会)が実施、特別な時間も設けられました☆

90周年をお祝いする記念撮影を最後に、大盛況の中、「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会」は幕を閉じました。

登壇者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)

2018 年『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞。2019年公開「映画ドラえもん のび太の月面探査記」では脚本を担当。

河井常𠮷(かわい つねよし)

「小学四年生」では「ドラえもん」の初代担当編集者として連載のスタートに携わった。

芳根京子(よしね きょうこ)

2013年にフジテレビ系ドラマ『ラスト♡シンデレラ』で俳優デビュー。

映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍中。

当日の会場の様子

生誕90周年にぴったりな盛り上がる企画にさらに期待膨らむ☆

1933年に産まれた藤子・F・不二雄先生。遺憾にも1996年に62歳でこの世を去りましたが、今もしご存命だと…と考えることもあります。しかし、藤子・F・不二雄先生が誕生してから90年経った2023年に、「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会』にて発表された内容は、藤子・F・不二雄先生がまさに現代にいらっしゃっても、好評なさる内容ではないでしょうか。

新刊情報に新作ゲーム企画、ドラマ企画、完全新作アニメ制作と、ファンとしては目が離せない嬉しい企画がたくさんです!

特に、Netflixで独占配信される『T・Pぼん』は、藤子・F・不二雄先生の作品で育ってきた誰しも、注目すべきです!海外にお住まいの方も、Netflixの契約があれば見ることができますので、ぜひとも、藤子・F・不二雄先生の作品は日本のみならず、海外でも今以上に広がって欲しいと感じています。

[「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画」特設サイト]

「ドラえもん」©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
「ドラえもん」(映画ver/燕尾服)©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024
「パーマン」©藤子プロ
「オバケのQ太郎」オバケのQ太郎/©藤子プロ・©藤子スタジオ
©澁谷征司/水鈴社

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