有沢 ありせ 日頃よりいちごあんをご愛読くださり、ありがとうございます。
この度、いちごあんの代表である間野が｢Speakers.jp｣にて講演会講師として活動することになりました。
これまで間野は、女性向け総合オタクニュースサイト「いちごあん」、ビジネス向けにオタク女子のトレンドなどを解説する「オタク女子推しラボ」、そしてオタク女子向けのビジネスを展開されている方向けへのコンサルタント「Space-J」などの事業を展開してきました。
そこで、これまでに培ったアニメ、漫画、ゲームが好きなオタク女子の世界や、オタク文化の知識を講演によって共有し、オタクに対する理解を深め、新たなオタクビジネス・サービスの創成をしていきたいと考えました。
講演会講師をすることで、今までとは異なった形で、よりオタクの力を伝えていきますので、ぜひご期待ください！
講演会講師・間野優希 プロフィール
中学時代の後輩のオタク女子がきっかけで商業BL（ボーイズラブ・男性キャラクターの恋愛を描いた作品。その中でも、出版社から販売されているもの）などを読むようになり、二次元の男性キャラクターやアニメ、漫画、ゲームなどに興味を持つようになる。
2013年、当時人気だったIT系の情報サイトにライターとして携わり、情報発信の面白さに目覚める。2015年に自分の好きなアニメなどの情報を発信するべく、女性オタク向け総合ニュースサイト「いちごあん」を創刊。
好きな作品は『ヘタリア』、『デュラララ!!』、『Free!』、『黒子のバスケ』、『うたの☆プリンスさまっ♪』を経て、現在は『アイドリッシュセブン』に熱中している。
講演に向け、思いなどをインタビューしました。
Q.講演講師をしようと思ったきっかけは何ですか？
アニメや漫画、ゲームなどが好きなオタク女子、そしてオタク女子が愛する二次元の男性キャラクターによる文化を多くの人に知っていただきたいこと、そしてそういったものの最新情報をいち早くお伝えしたいということが一番の理由です。
また、昨今『いちごあん』でいただくプレスリリースなどを見ていて、企業が多くの予算をかけても適切なプロモーションができていなかったり、新規Webサービスなどの状況を知るにつれて、オタク女子の文化が正しく伝わっていない点が気になり、客観的にオタク女子の文化を伝えたいと感じたいと考えております。
Q.昨今のオタク女子の文化について、気になっていることを教えてください。
まずは、新型コロナウイルスのパンデミックによる社会情勢の変化から、従来から続いてきた｢コスプレ｣や、インターネットを中心に楽しまれいているファンアート・コミックマーケットなどの、オタク（女子）独自の｢創作活動｣を取り巻く環境が持つ、「同じものを好む人同士で集まって気持ちを共有する、お互いの作ったものを讃えあう」という昔からの良き伝統を継承できるのかという点です。
次に、近年話題となってきた｢推し活｣（好きなキャラクターなどを応援する活動。アニメや漫画、ゲームなどを楽しむほか、イベントに参加したり、ものを作ったりして個人的に楽しむことも含まれる）が、昨今のウクライナ侵攻などから起因する物価高や日本社会における賃金の問題などの影響を受け、今後どう変化していくのかという点に注目しています。
また、オタク女子の中でも好まれている「商業BL」（ボーイズラブ・男性キャラクターの恋愛を描いた作品。その中でも、出版社から販売されているもの）が、人気俳優などを起用して実写ドラマ化されることが増え、「商業BL」が社会的に注目されるようになった点も気になっています。
Q.男性ながらも二次元の男性キャラクターに魅了された理由は何ですか？
作品はもちろん、キャラクターの設定や性格、バックボーンに魅力を感じたからです。また、同性ながらも、男性同士の友情や様々な関係性に共感し、ますますキャラクターに惹かれたことも大きな理由です。
Q.企業さんとのお話の中でよく聞かれることとは何でしょうか？
様々な企業の方とお話をさせていただきますが、最近の流行作品などを聞いていただくことが多い印象です。とある会社の方とお話していた際には、実際に現在もオタク女子の間で流行しているとは思えない作品とのコラボがあったという話題もお聞きしました。
何が流行しているか常にチェックしていくこと、そしてそれをお伝えしていくことが大切だと感じております。
Q.講演講師をして、企業や社会にどんな変化を与えたいと思っていますか？
オタク女子の最新のトレンド情報やローカルルールを発信することで、アニメを使った効果的なプロモーションを研究し、アニメを使った地域創生や、日本経済の活性化にも寄与したいと考えております。
日本のアニメや漫画、ゲームなどが世界的に注目されている今だからこそ、しっかりと最新の情報をお伝えして、作品やファンの持つ力を引き出し、社会を明るくできたらと思います。
Q.最後にメッセージをお願いします。
男性が｢オタク女子｣のことを語ることに対し、違和感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。しかし、違うジェンダーから客観的に見ることで、新たな価値観が生まれる可能性もあるのではないかと考えております。
今までの経験を生かし「オタク女子」の文化について知っていただけるよう精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。
アニメや漫画、ゲームのオタク女子・推し活について学びませんか？
ここ数年で急速に変化したオタク女子、推し活の文化などは、社会的にも注目されています。大企業（JR東海・NTTドコモなど）が積極的に女性向けのアニメを使ったプロモーションを行うような事例も増えており、オタク女子、推し活にまつわる知識も必要とされてきていることも事実です。
講演会では、様々な観点・話題から、オタク女子・推し活について分析・発信し、足を運んでくださった方の力になれるよう、充実した内容にしていきます。また、記事のように一方的に情報を提供するだけではなく、リアルタイムでの質疑応答なども行う予定です。女性向け総合オタクニュースサイトなどの運営などを通じて得た知識を活かし、皆様のご質問にお答えします。
講演会を通して、さらにオタク女子・推し活の文化に真摯に向き合い、多くの方とよりよいオタク文化の創造を目指していけると幸いです。講演をご検討の際は、ぜひご相談ください。｢Speakers.jp｣よりお申し込みいただけます。
