大分県の希少な柑橘ブランド「美娘(みこ)」と、集英社・りぼんの作品『聖♥ドラゴンガール』や『夢色パティシエール』でおなじみの松本夏実先生がコラボレーションをしています♪
「美娘」は一般的に「天草みかん」「天草オレンジ」と呼ばれる柑橘の一種。様々な厳しい審査基準をクリアしたものだけが名乗れるブランド名です。
そんな「美娘」のイメージキャラクターとして、「美娘キャロライン佐藤」という女の子をデザインされました☆ ちなみに、名前も松本先生が参考案。名付けの親でもあります☆
「美娘キャロライン佐藤は、このみかんが日本の温州みかんとアメリカのオレンジを掛け合わせて出来たものと聞き、私が考えた名前です。尊敬する人は吉四六さん(大分県の民話に出て来るとんちで有名なおじさん。ボケが秀逸)とか、色々設定を考えてます。」(松本夏美ブログより)
「美娘キャロライン佐藤」の細やかな設定まで考えられていて、キャラクターへの愛も感じられますね♡
1999年10月号から2003年3月号にかけて掲載された『聖♥ドラゴンガール』、2008年10月号から2011年7月号にかけて連載された『夢色パティシエール』。2000年代初頭が丁度りぼんっ子世代の20代・30代のオトナ女子の多くが「懐かしい!!」となる、平成を代表する作品を生み出された松本先生。
美娘が栽培されている大分県の杵築市ではこの美娘キャロライン佐藤が描かれた大看板が立つなど、ブランドのアピールと地域の盛り上げにも貢献されています!
美娘(みこ)とは
「美娘」は一般的に「天草みかん」「天草オレンジ」と呼ばれる柑橘の一種。「美興津早生(おきつわせ)」と「清見淡ゴール」を掛け合わせたものに、アメリカ生まれの「ページオレンジ」を交配してできており、オレンジのジューシーさとミカンの甘みが凝縮された食味の良い品種です☆
”みこ” という名前の由来は、大分の方言 “びこ(かわいらしい女の子)” から名付けられているんだとか。
「天草」と「美娘」の違いは、大分県でハウス栽培された天草を、JAおおいた杵築柑橘選果場が最新鋭の光センサーで外観や味や糖度をチェックし、設けられた厳しい基準をクリアしたものだけを「美娘」のブランド名で届けられます!!天草自体の栽培が難しいため全国でも生産量が少なく、その上に大分で栽培された物という条件が加わり、更に厳選されたものだけがなれる美娘。量販店では滅多にお目にかかれない希少品です♪
美娘の特徴
- 11月~2月くらいまでが旬
- 形は整い扁球形
- 果皮が薄く果肉と果汁がたっぷりでジューシーな食感、酸味も少なくマイルドな味。天草自体は2月頃まで流通しますが、大分でしか作られない「美娘」が食べられるのは例年1月上旬まで。
美娘の美味しい食べ方
美娘は果皮が非常に薄いため、手で剝いて食べようとすると皮と一緒に実が剥けて果汁で手が汚れたり、実が崩れてしまったりします。その為オススメしているのが、にっこり笑った口のような形になること から「スマイルカット」と呼ばれている食べ方。
- 上下に分かれるよう半分に切ります。
- それをまた断面から縦に半分に切ります。
- 1/4になったものをさらに半分にします。
こうすることで食べやすく、薄皮(じょうのう膜)が苦手な方も避けて果肉だけ食べられゼリーのような食感とのど越しを楽しめます。
懐かしいキャラクターデザインに想いを馳せながら特別な味「美娘」♡
松本先生の「美娘キャロライン佐藤」のキャラクター、ひと目見てその懐かしさに胸打たれました!私は『聖♥ドラゴンガール』がまさにりぼんっ子ド世代だったので、記事を書いている今も再度作品を読みたいと思わず電子書籍を検索してしまいました☆
「美娘キャロライン佐藤」の可愛いキャラクターはもちろんですが、「美娘」もとても気になるフルーツ。なかなか市場でお目にかかれないという希少品というのも、惹かれるポイントです!!
「美娘」が旬の11月~2月は、“こたつでみかん” を楽しみたくなる季節。また、『聖♥ドラゴンガール』や『夢色パティシエール』世代は、自分の子供と作品や「美娘」を一緒に楽しむことができる方も多いのではないでしょうか♡
大分県の希少品「美娘」を家族や自分へのご褒美に、ぜひ味わってくださいね♪