貴族令嬢と殺し屋の許されぬ恋♡ ハラハラドキドキなのにクスッと笑える♪ 「2024年電子コミック大賞」で大賞に輝いた「ホタルの嫁入り」(著・橘オレコ)♡ ラブサスペンスに注目!!

貴族×平民の恋愛ストーリーは、結ばれるまでに数々の高いハードルを感じてしまいます。しかしそんな困難を乗り越えて成就する恋愛模様に、胸キュンを感じる女子も多いのではないでしょうか♡

今回ご紹介する「ホタルの嫁入り」(著・橘オレコ)は、貴族の令嬢と殺し屋のラブストーリー!!高いハードルどころか障壁しか感じられない2人の恋模様が伺えます。相容れない身分の2人に、一体どんな展開が待ち受けるのか、気になって仕方ありません♪

コミックシーモア「みんなが選ぶ!2024年電子コミック大賞」の大賞にも選ばれた「ホタルの嫁入り」…チェックしない訳にはいきませんよ☆

「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

時は明治。貴族の桐ヶ谷紗都子は容姿に恵まれながらも、余命は幾許(いくばく)…。そんな紗都子の夢は嫁いで家の役に立つこと!

これだけを知ると、紗都子は箱入りの淑やかな令嬢をイメージしますよね♪

しかし!!実の父親に “じゃじゃ馬娘” と言われるくらい、負けん気の強い父親思いの女性というギャップ♡ そんな紗都子の姿に惹かれてしまう方もいるのではないでしょうか?貴族だからといって構えていない姿にも、魅力を感じること間違いありませんよ〜!

紗都子はある日、町へ出掛けたところ誘拐され命を狙われてしまいます。

囚われている時に出会ったのが殺し屋・後藤進平。なぜ自分が命を狙われているのかも分からない紗都子は、生き延びるために価値のあるもの…自分を差し出すことに!!

「私たち結婚しましょう!」

この一言から始まった命懸けの婚約生活は一体どうなっていくのか…。紗都子と進平にぜひ注目です♪

結婚の約束をした相手を遊女に!?壮大な脱出計画はここから始まる☆

(4話 39ページ)「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

タイトルにもある “ホタル” が飛び交う幻想的な景色。そしてその中で進平が跪き、紗都子へ伝えるセリフ…。

まるで背景にそぐわないセリフには、読んでいて思わず「え?守るどころか遊女として働くことを勧めるの??」と、意表をつかれました。しかも相手は曲がりなりにも結婚を誓った相手です。なんだか少し進平の狂気も感じますね…。

連れてこられた “天女島” で、「家の役に立つ」という強い意志の下、舞を披露して多くの男性を魅了♪ からかってきた進平に、「助けなくても構わない」と紗都子は伝えます。

進平はそんな紗都子に謝罪も兼ねて、ホタルを見ることが出来るこの場所に連れて来ました!!ここでホタルを見に連れていけば機嫌をとれると考えて行動を起こせる進平の、女性になれている感じも「あれ?殺し屋なのになんか理由があるのか…?」なんて勘ぐってしまいました!

そんな私の勘ぐりをよそに、初めて見るホタルに喜ぶ紗都子の愛らしい様子。こちらも必見ですよ♡

島を脱出するために遊女になるという「ホタルの嫁入り」でも重要なシーンだからこそ、綺麗で歪な雰囲気がより一層この場面を特別に感じさせてくれます。

セリフがなければプロポーズをシているようなアングルなのも、私としてはお気に入りのポイントです☆

ここから紗都子が遊女として、どんな女性の姿を見られるのかも楽しみですね!!

勲章の傷!自分を認め自信に満ちた姿に目を奪われる♡

(8話 24ページ)「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

自信と素敵な笑顔溢れる表情が印象的な紗都子。この表情を引き出す進平の懐の広さと深い(…重い?)愛を知ることができるワンシーンです♡

紗都子は遊女として、島を出るために身請けされることを目指しますが、遊郭に来た客に襲われて危ない目に…!!

その際あらわになった手術痕に対して、後ろめたい気持ちを持っている紗都子。そんな紗都子へ投げかける、傷だらけの進平による「傷なんて気にならない」という台詞も最高です☆

そしてそのセリフを聞き「自分をさらけ出してしまいたくなる」と、胸元の傷を見せながら言う「かっこいいでしょう」。その誇らしげな表情を浮かべる紗都子がとても素敵♡

後ろめたさとは裏腹に、実は心から自分の現状に満足しているんだな~と感じさせてくれる笑顔です!

また紗都子の表情が綺麗で、この傷を負った病気のせいで余命僅かなんだということも、つい忘れてしまうくらいこのシーンに惹き込まれました。

さらに、この言葉を伝えられるくらい信頼関係が築け始めているんだということも、読者に感じさせてくれますね♪

紗都子の笑顔を見つめる進平の眼差しも、なんだかとても暖かく感じることが出来てキュンとしちゃいます♡ なにより、普段黒目がちで胸の内を見せない進平の瞳に光が宿ってるのもポイント!自信を持った紗都子を、進平も誇らしく思っているのかもしれません☆

屈託ない笑顔に等身大の進平を感じられる♪

(16話 29ページ)「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

島を脱出する算段をつけた紗都子と進平。

船が到着するまでの間にお互い胸の内を話すのですが、そこで感じられる進平から紗都子への愛がすごく素敵♡

最初の重いだけの愛ではなく、思いやりや紗都子の気持ちを尊重しようとする意思も見受けられるようになります。軽口を叩ける関係にまで発展しているのも必見ですよ♪

島を脱出する過程では、さらに2人の距離が縮まるところも見られて、そのやり取りも可愛くて…。なんだか感慨深くなってしまいました。

しかしながら、そんなに簡単に島を脱出することも出来ず…。危険に身を投じようとした進平へ向けて、紗都子が「死んでほしくない!」と伝えた時に見せたこの表情♡

これは本当に反則…!!!

今まで見せたことのなかったこんな可愛い笑顔を見せられて、私の心臓は鷲掴みにされてしまいました!!

普段は殺し屋という擦れた表情を見せることも多い進平ですが、等身大の表情には少し幼さを感じられるのも、このシーンの見どころです☆

少し頬を染めているのは、もしかしたら紗都子からそんなセリフを言われるとは思っていなかったからなのかな?なんて、思いもしました。

こんな満ち足りた笑顔を見せられて、胸キュンしない読者はいないはず♪ 「すごく紗都子のことが好きなんだろうな〜♡」というのが伝わってくる進平の表情にやられた、とても好きなシーンです!!

じゃれ合いが可愛すぎる♡ 距離の縮んだ2人にキュン!!

(19話 25ページ)「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

この場面の前に、進平が紗都子の愛を確かめるように抱きしめていたシーンがあります。その際、「嫌がる相手を解放してくれるのも愛では?」と紗都子に言われ、面食らい離した後のひとコマ!

抱きしめられて “嫌がる相手” と自分のことを表現していましたが、こんなに楽しそうな顔を見せていて嫌がっているというのは、いささか無理があるのでは?と感じてしまいます♪

“からからと笑う” という表現がぴったりな紗都子の笑顔もとっても可愛い☆ また、進平の拗ねているような意地になっているような表情も可愛すぎます!!

「もう永遠に、このままでいてくれ~!」と、思わず悶絶してしまったシーン。重ね重ねいいますが、この2人、本当に可愛すぎるんです。

また、この殺し屋として闘い傷を負った進平を看病する紗都子のいじらしさも見過ごせませんでした。これは遊女の先輩であり友人の葵(あおい)も熱弁していましたが、まさに “愛” ♡

殺伐とした時を多く過ごす紗都子と進平ですが、こんな幸せそうな、ゆったりした時を過ごせるのは貴重かもしれません♡

抱き合いながらこんなにも可愛く楽しそうなやり取りが出来るのも、脱出をするための協力やお互いを思いやる気持ちがあってこそ☆ この先に待ち受ける困難も、今の2人ならきっと乗り越えられるんだろうな〜…なんて思ってしまいます。

協力とは…?紗都子の思いと2人の表情のギャップがすごい!!

(25話 23ページ)「ホタルの嫁入り」©橘オレコ / 小学館

天女島に紗都子を助けにやってきた康太郎。紗都子と進平の様子をみて、色々と思うところがある様子…。

衝突するも、何とか落ち着いて3人で歩いているこのシーン!

紗都子が振り返って見ている際は、特に問題なさそうにしていますが…そんなこと無かった!!

紗都子の手前、お互い感情を殺して(?)平静を装っていますが、見えないところでは火花がバチバチ。こんなにも主人公の表情と背景が合わないシーンは珍しいですね☆ 何かあれば蹴落としてやろうという気迫あふれる背後の進平と康太郎。進平と康太郎の腹の中なのか、とぐろを巻くような背景なのも不穏。

しかしながら、このギャップが面白くも感じました!

にらみ合う前の、進平と康太郎の2人の人畜無害そうな表情からの変わりよう… これを見て笑わずにいられますか?!

読みながら「ふふっ」と、思わず声を漏らしてしまったこちらの場面も、是非注目していただきたいお気に入りのシーンです♪

果たしてこの後、協力関係を築くことが出来るのか…?はたまた、出し抜いてしまうのか…!!

紗都子の願う「このまま平和でありますように」というのも、果たして叶うのか…。

『ホタルの嫁入り』において、今後の展開にも深く関わってきそうな進平と康太郎の2人にも注目ですよ〜♡

愛の重い殺し屋×芯の強い病弱令嬢♪ 2人の恋愛模様からも目が離せない♡

コミックシーモア「2024年電子コミック大賞」の大賞に輝いた「ホタルの嫁入り」のご紹介はいかがでしたか?

殺し屋と令嬢という、相反する2人…。そんな紗都子と進平の関係が徐々に深まっていく様子に “胸キュン” すること間違いなしです♡

進平の “重い愛” も、物語が進むにつれて “異常な愛” から紗都子を “想う愛” へ形を変えていく様に感じられるのもポイント。眼差しや表情、紗都子へ対する態度もどんどん変わっていきます☆

…もっとも “重い愛” には変わらないのですが…。

また、紗都子の進平に対する接し方がどんどん変わっていく点も見応えあり!

最初は警戒心と進平を「利用してやろう」なんて気持ちが強かった紗都子。そんな紗都子が進平の身を心配したり、自分の気持ちを話して打ち解けたりする様子には、それこそ “愛” を感じてしまいますよ♪

さらにお互い惹かれあっている描写も見受けられるので、そこもキュンキュン♡ときめいてしまいます!!

ふざけ合う姿を見ていると、年相応のやり取りをしているようにしか見えない2人。出会いが違っていたら、もしかしたらよき友人・パートナーとなっていたかもしれませんね☆

これから先、果たして紗都子は天女島を脱出することは出来るのか…。また、進平と紗都子の関係はどうなっていくのか…。

殺し屋と令嬢の禁断の恋♡ 見逃し厳禁な「ホタルの嫁入り」にぜひ注目です♪

[コミックシーモア「ホタルの嫁入り」]

「ホタルの嫁入り」(©橘オレコ / 小学館)

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