株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、エキナカ商業施設「エキュート大宮」に、2025年10月10日(金)、「赤坂おぎ乃和甘」を新規オープンします。
「赤坂おぎ乃和甘」は、2020年にオープンからわずか7ヶ月でミシュラン一つ星を獲得した日本料理店「赤坂おぎ乃」の料理人、荻野聡士氏が監修する和スイーツ店です。SNSでも話題となっており、職人が焼き上げる「生どらやき」や「季節の和ジェラート」は連日完売するほどの人気を誇ります。今回、埼玉県初、エキナカ初となる待望の第2号店がエキュート大宮にオープンします。エキュート大宮を選んだ理由、和洋折衷の商品開発への思い、エキュート大宮限定・新発売の「バナナハニークリーム」、今後の展望などをご紹介します。
店舗について
2020年のオープンからわずか7ヶ月でミシュラン一つ星を獲得し、たちまち予約困難店となった日本料理店「赤坂おぎ乃」。その荻野聡士氏が完全監修する和スイーツ店「赤坂おぎ乃和甘」がJR大宮駅「エキュート大宮」に2025年10月10日(金)オープンします。
会席料理の食後に提供される季節の和ジェラートをはじめ、店内厨房で焼き上げるふわふわしっとりの生どらやきなど、和の伝統と洋のモダンさが融合した新しいスイーツをご提供します。
※営業時間:月~土 8:00~22:00、日・祝 8:00~20:30
【日本料理人荻野聡士氏】プロフィール
京都の名店「嵐山吉兆」から銀座「小十」、銀座「奥田」と修行を重ね、2020年に赤坂で「赤坂おぎ乃」を開業した荻野聡士氏。日本の伝統や歳時記、季節をテーマに会席料理を提供し、開業初年度より日本料理部門においてミシュラン一つ星を3年連続で獲得(2021年・2022年・2023年)。
- コメント:赤坂にある「赤坂おぎ乃」では、日本の文化や四季を大切に季節の香りや炭の香りを乗せてお料理をしております。和甘のふわっと口溶けのよい生どらやきを、ぜひご賞味ください。
商品について
バナナハニークリーム(NEW)(エキュート大宮限定)
- 1個:670円
芳醇なバナナをなめらかなペーストにして餡に仕立て、蜂蜜のやさしい甘みとキルシュの華やかな風味を加えたクリームを重ねました。カリッとした糖衣胡桃を忍ばせ、豊かな食感を添えました。エキュート大宮の「赤坂おぎ乃和甘」オープンを記念した、新作・エキュート大宮限定の生どらやきです。
※期間限定:10/10(金)~11/2(日)
あずきマスカルポーネ(看板商品)
- 1個:560円
マスカルポーネチーズと抜群に調和した、和洋折衷の生どらやきです。研究を重ねた生地の調合により、目の前で職人が一枚一枚丁寧に焼く生地には独特の焼き目が特徴的。和の伝統を重んじながらも洋の素材を取り入れた、他にはない生どらやきをお楽しみください。
和ジェラート(看板商品)
- 2種盛り:710円
- 3種盛り:860円
日本料理店「赤坂おぎ乃」で人気の練乳、和三盆やほうじ茶、抹茶など、シンプルながら濃厚でほどよい甘さのフレーバーを定番でご用意しています。素材そのものの風味や香りが楽しめる椰子や、季節限定のフレーバージェラートもご提供します。
日本料理人、荻野聡士氏監修の「赤坂おぎ乃和甘」。兄で立ち上げに尽力した、荻野貴匡代表取締役コメント
「エキュート大宮」の出店に込めた思い

代表取締役 荻野貴匡氏
虎ノ門に続く第2号店は、東京以外でのチャンスを模索する中で「エキュート大宮」との御縁に恵まれました。JR大宮駅は新幹線停車駅で、JR東日本各駅の乗車客数が7位(2023年度)を誇る駅。以前から「いつか駅でやってみたい!」という思いも持っていたので、おもしろくてやりがいのある場所だと感じています。
大宮駅の印象は、老若男女問わず、とにかく人の数がすごい!にぎわいも、活気もあります。エキュート大宮のスイーツ区画には、大先輩のショップを含め和菓子ショップがたくさんあります。その中で、ありそうでなかった「新しいスタイルの和菓子を展開したい」と考えています。区画も現在のショップと同じ程度で適していたので、挑戦を決意しました。
和菓子に「洋」素材を取り入れる理由-和洋折衷の商品開発への思い
「赤坂おぎ乃和甘」(以下和甘)立ち上げ時には、「洋」素材を取り入れた生どらやきを開発しました。弟の日本料理も、日本の伝統文化を大切にしながら「和」の素材にこだわらず「洋」の素材も取り入れています。
私自身も日々さまざまなスイーツを食べて市場研究をしていますが、すでに世の中には「和」の素材を使った、リスペクトしているおいしいショップが多々あります。その中で、若い層にも気軽に和菓子を手に取っていただきたい。思わず「わ!」と声が出てしまうおいしさを作って届けたいと思っています。そのためには“突き抜けるおいしさ”が必要だと思い、料理人である弟と相談して伝統を大切にしつつ「洋」素材を取り入れた生どらやきの開発につながりました。和菓子の枠にこだわらず、新たな革新的な表現もしたいですし、限定の商品にも積極的に取り組んでいきたいです。
エキュート大宮限定・新作「バナナハニークリーム」を開発

エキュート大宮限定・新作 「バナナハニークリーム」

銅板で目の前で焼くどらやき
オープンにあわせ、新作「バナナハニークリーム」をエキュート大宮限定・期間限定で販売予定です。まさに和洋折衷のおいしさを表現している新作で、バナナをペースト状にして、クリームとともに挟むスタイル。ちょっと洋酒も効かせて、品のある味わいに。このどらやきが試作段階から非常においしくて、売切れ続出の人気商品になる!という手応えを感じる自信作です。また、職人がどらやきの生地を練る、銅板で目の前で焼き上げる、といった“ライブ感”もぜひ楽しんでいただきたいです。
今後の展望~エキュート大宮のお客さまへのメッセージ~
最近「WAKAN LAB」というセントラルキッチンを兼ねた研究所を構え、商品開発の幅が広がりました。大福や焼き菓子などのラインアップを増やす予定で、わらびもちを生かしたラテなど、ちょっと斬新なメニューも出していきたいと考えています。また年齢層が高めのお客さまにも手に取ってもらいやすいように、あえて「“直球の和菓子”を和甘が作ったらどんなおいしさができるのか?」そんなテーマにも挑戦してみたいです。
JR大宮駅は、新幹線の乗り換え連絡口があり、まさに交通のハブ。喜んでもらいたい方・笑顔になってもらいたい方、さまざまな届けたい方につながりやすい場所だと感じています。新幹線で帰省するとき、旅行で訪れたときなど、家族や親しい方へのお土産として持ち帰っていただき、たくさんの方に喜んでいただけたらうれしいです。和甘を知っているけどまだ食べたことがなかった方、初めて知った方にも、ぜひこのおいしさを届けたいと思っています。
“和”と“洋”がとろけ合う、赤坂おぎ乃 和甘の挑戦──駅ナカに広がる新しい和菓子体験
「赤坂おぎ乃 和甘」がエキュート大宮にオープンするというニュースは、単なる新店舗の誕生ではなく、“和菓子の未来”を感じさせる一歩だと感じました。
ミシュラン一つ星を獲得した日本料理店「赤坂おぎ乃」の料理人・荻野聡士氏が監修するこの和スイーツ店は、伝統と革新が見事に融合した世界観を持っています。特に注目したいのは、エキュート大宮限定の新作「バナナハニークリーム」。バナナペーストに蜂蜜、キルシュの香り、糖衣胡桃の食感と、まるで洋菓子のような構成ながら、どらやきという “和” の器に包まれているのが面白いですよね。これはまさに “和洋折衷” の極みです。
また、職人が目の前で焼き上げるライブ感のある厨房スタイルも、駅ナカという立地においては新鮮で、通勤・通学の合間に立ち寄る人々にとって、ちょっとした非日常を提供してくれるかもしれません。
荻野貴匡代表の「ありそうでなかった新しいスタイルの和菓子を展開したい」という言葉には、和菓子業界への挑戦と、若い世代へのアプローチという強い意志が感じられます。駅ナカという多様な人々が行き交う場所で、和菓子の魅力を再発見させてくれるこの店舗は、今後の展開にも大いに期待したいところです。