年末年始の「推し活」事情はどう?スカパー! 2025-26年末年始「推し納め&推し始め」実態調査結果が発表!

スカパーJSAT株式会社は、「推し活」の年末年始の動向と実態を明らかにするため、「スカパー! 2025-26年末年始『推し納め&推し始め』実態調査」を全国の推し活層を対象に実施しました。

2025年の推し活トレンド

2025年の推し活TOP3は「日本のアイドル」「アーティスト」「キャラクター」

現在「推し」がいる方を対象に「2025年に最も推した対象」について尋ねたところ、「日本のアイドル」が24.0%で1位となりました。

次いで「アーティスト」「キャラクター」が同率で16.6%となり、音楽関連のタレントが推し活の主要な対象となっていることが示されました。

具体的に「日本のアイドル」の推しとして、Snow Man、乃木坂46、櫻坂46、timeleszなどの人気ボーイズグループやガールズグループの名前が多数挙がっており、「日本のアイドル」に対する活発な推し活の状況が確認されています。

推し納め&推し始めの実態

今年の年末年始(最大9連休)の推し活は「12月29日~1月3日」に行う人が最多

今年の年末年始は、暦の並びで最大9連休(12月27日~1月4日など)となる人も多く、「推し活」に没頭する絶好の機会となっています。

実際に年末年始の休日日数について尋ねたところ、回答者の3人に1人以上(35.9%)が「9連休+10連休以上」を取得予定であると回答しました。

この長期休暇の中で、推し活が最も活発になる時期を見ると、「推し納め」のピークは「12月29日~31日」(33.3%)、「推し始め」のピークは「1月1日~3日」(37.7%)という結果になりました。

多くの人が仕事納め直後から三が日にかけての「12月29日~1月3日」に集中して推し活を行っており、年末年始の休みを最大限に活用し、推しとの時間を楽しむ様子が明らかになりました。

年末年始は「ライブ」を抜いて “テレビ派“ が1位に!

年末年始の「推し活」について、2025年最後の「推し納め」と2026年最初の「推し始め」のいずれも、「テレビで見る(地上波、BS、CS、配信サービスなど)」が最多となりました。

「推し納め(2025年最後)」では「テレビで見る」が23.6%で1位となり、「推し始め(2026年最初)」でも「テレビで見る」が23.5%で1位という結果です。これは、「ライブ・イベントに現地参加する(推し納め:22.2% / 推し始め:22.4%)」を上回る結果となりました。

また、「SNSで投稿・配信を見る(推し納め:14.6% / 推し始め:13.5%)」や「スマホで動画を見る(推し納め:12.4% / 推し始め:13.1%)」といった現在の一般的なトレンドと比較しても、年末年始はテレビ視聴が圧倒的なボリュームを占めていることがわかります。このことから、屋内で快適に楽しめるテレビコンテンツへの需要の高さがうかがえます。

年末年始は、「テレビで “おひとり“ 推し活」派が主流に

テレビ視聴で「推し活」をする理由としては、「大画面で迫力ある映像を楽しめる(37.3%)」が最も多く、「テレビの音響が良い(33.1%)」も高い評価を得ており、視聴体験の質が重視される傾向が明らかになりました。

また、「年末年始の推し活を誰と過ごすか」という質問に対しては、「推し納め(58.2%)」「推し始め(57.9%)」ともに半数以上が「自分だけ」と回答しています。

このことから、年末年始は自宅などの暖かい屋内での「テレビでのおひとり様推し活」が主流となっていることがうかがえます。

「2026年新たにチャレンジしたい」エンタメランキング

2026年の新たなトレンドは「視聴するエンタメ」へ!

現在“推し”がいる人に対して「年末年始に最もチャレンジしたい新しいエンタメジャンル」を尋ねたところ、「韓国ドラマ・映画」(9.9%)、「国内ドラマ・映画」(9.7%)、「新作アニメ・漫画」(9.5%)が上位を占め、視聴コンテンツへの関心の高さが明らかになりました。

今年の推し活はアイドルやアーティストが中心でしたが、新たに挑戦したい分野ではドラマや映画といった「作品」に注目が集まっており、2026年には「視聴するエンタメ」への需要が大きく高まることが予測されます。

調査概要

  • 調査タイトル:スカパー! 2025-26年末年始「推し納め&推し始め」実態調査
  • 調査地域:15歳~59歳の男女
  • 調査期間:2025年11月25日(火)~12月2日(火)
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:500サンプル
  • 調査機関:株式会社ジャストシステム
  • 調査主体:スカパーJSAT株式会社

年末年始の「おひとり様推し活」が示す、コンテンツ消費の新たな形

今回の調査結果からは、年末年始という特別な期間における「推し活」の興味深い実態が浮き彫りになりました。

最大9連休という長期休暇のなか、多くの人が最も推し活に熱中する時期を「12月29日~1月3日」に設定し、その手段として「ライブ・イベントへの現地参加」を上回る「テレビ視聴」を選んでいる点は、非常に象徴的です。自宅などの暖かい場所で、大画面・高音質な「テレビ」を使って「おひとり様」で楽しむというスタイルは、多忙な日常から離れ、質の高い視聴体験と深い没入感を求めるファンの心理を反映していると言えるかもしれません。

また、2026年の新たなトレンドとして「韓国ドラマ・映画」をはじめとする「視聴するエンタメ」が上位を占めたことは、推し活の対象が特定のアイドルやアーティストから、より広範な「作品」へと多様化していることを示唆していますよ。

これは、年末年始の集中した「テレビ視聴」体験が、ファンにとって新たなエンタメへの関心の扉を開き、「視聴型」コンテンツへの需要を後押ししている可能性を秘めています。コンテンツ提供側は、この「年末年始の自宅・おひとり様推し活」という傾向と、それに続く「視聴するエンタメ」への関心の高まりを、今後の戦略において重要なヒントとして捉える必要があるかもしれませんね。

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