心地よい季節と共にやってくるのは、花粉やpm2.5…… 花粉症やアレルギー体質の方は、ちょっと憂鬱になりませんか?特に、日本人の花粉症の有病率は約4割と言われています。
今回はそんな花粉症やアレルギーにも効果が高いとされる、よもぎ蒸しについての内容です。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
よもぎ蒸しの効果効能って?
- 生理痛
- 冷え性
- 便秘
- 不眠
- ストレス
- むくみ
- ホルモンバランスの乱れ
- 自律神経の不調
- 花粉症
- アレルギー
- デトックス
- 肌荒れ
- ダイエット
など、数々の効果効能があります。
そもそもよもぎ蒸しって何?
よもぎ蒸しは美容に関心の高い韓国では600〜700年前から伝わり、もともとは産後ケアの民間療法のひとつでした。
ハーブの王様と呼ばれるよもぎを煎じ、その蒸気を肛門と子宮の粘膜に直接あてて身体を内側から温めます。
いわゆる温浴と呼ばれるものです。
よもぎ蒸しってどんな感じで施術するの?
下着をつけない状態で、首から下はマントをすっぽりかぶります。そのまま穴の開いた、専用の椅子に座って大体40分ほど、そのままでいます。
顔は外に出ているので息苦しさもなく、サウナなどの息苦しさが苦手な人でも大丈夫です。
よもぎ蒸しの最中はどんな感じ?
個人差はもちろんありますが、一般的なサウナのようにはじめから滝のような汗は出ません。
よもぎ蒸しは蒸気でゆっくり、じっくりと身体を温めます。椅子に座ってから、20分ほどでジュワァと汗が出てきます。そのままさらに20分ほど座って、汗と一緒に老廃物を出します。
息苦しさがなく、汗の出るスピードがゆっくりなので40分は短く感じるかもしれません。もっと長い時間やりたくなりますが、実は汗をかいて溜まった老廃物を出すという行為はやりすぎると身体に負担もかけてしまいます。
なんでもやりすぎはキケンですね。
よもぎ蒸しがなぜ花粉症やアレルギーにも良いの?
冷えは肌荒れ、便秘、肩こり、免疫力の低下などを引き起こします。昔から冷えは大敵と言われますが、万病のもとになりかねません。
よもぎ蒸しをやることで、身体の温度が上昇し血液の巡りが良くなります。血液の巡りがよくなると、疲労物質や老廃物を排出し免疫力のアップにつながります。
特に花粉症やアレルギーにはデトックスが必要だと言われているため、老廃物を出すことはとても大切です。
ハーブの王様よもぎにはクロロフィルという血液の浄化や、消炎に効果のある成分が含まれています。さらに、よもぎ蒸しには抗アレルギーの作用のある漢方も使用されます。
この成分を蒸気でしっかりと粘膜から吸収することで、血流に乗って身体中を循環するので浸透しやすいです。
よもぎ蒸しはサウナや岩盤浴とは違い、腸や子宮を温めることもできます。下腹部の血行が特に促進されるため、婦人科系のトラブルの改善や美肌効果にも期待ができます。
よもぎ蒸しのまとめ
いかがでしたか?
600年前といえば日本では金閣寺ができたくらいの時代。そんな時代から伝わる療法ってすごいですよね。
そんなよもぎ蒸しですが、聞いたことはあっても効果効能やどんな内容なのか知らなかった方も多いのではないでしょうか。
今回はよもぎ蒸しの効果効能のご紹介と、女性が身体を温めることの大切さをお伝えいたしました。
身体を温めて体温が上がると、嬉しい効果がたくさんあります。花粉症やアレルギーだけではなく、コロナにも負けないように体温をあげて免疫力を高めましょう。