『映画 ギヴン 柊mix』公開御礼舞台挨拶が2024年2月10日に新宿で開催☆ 鹿島柊役・今井文也と劇中歌・主題歌を手がけるセンチミリメンタルが登壇し作品の魅力と裏側さらに『ギヴン』オリジナル楽曲についての妄想を語る♪

“ノイタミナ” 初となるBLコミックのアニメ化作品『ギヴン』シリーズ待望の続編映画2部作前編となる『映画 ギヴン 柊mix』は絶賛公開中☆

2024年2月10日(土)に新宿バルト9で『映画 ギヴン 柊mix』公開御礼舞台挨拶が開催されました。

登壇したのはバンド「syh」で劇中歌を担当、鹿島柊役の今井文也と、劇中歌「ストレイト」「パレイド」の作詞・作曲・編曲のほか、主題歌「スーパーウルトラ I LOVE YOU」を担当したセンチミリメンタル。

劇中歌や主題歌の制作秘話、収録のウラ話を語ってくれた、公開御礼舞台挨拶の様子をお伝えします♪

初の舞台挨拶をしたセンチミリメンタル・温詞が緊張の挨拶!

2024年1月27日(土)の公開から2週間。

SNS上では多くの反響を受けている『映画 ギヴン 柊mix』について、今井は「ありがたいことにたくさんの方に観ていただいて。不安に思うこともありましたが、SNSのコメントを読んで、ホッとひと安心しています」と喜びを語りました。

主題歌「スーパーウルトラ I LOVE YOU」を始め、『ギヴン』シリーズの楽曲を担当しているセンチミリメンタル・温詞は、実は今回が初めての劇場での舞台挨拶。

大勢の観客を前に「こういったことは人生で初めてでございまして。緊張しています。ライブで喋ることはあるのですが、また違う空気なので」と語ると、会場からは大きな拍手が送られました!

普段大きな会場で音楽活動をされていても舞台挨拶では緊張されるという、温詞さんの新たな一面が垣間見えました☆

 今井と温詞がファンの反応に喜ぶ♡

『映画 ギヴン 柊mix』ではバンド「syh」の鹿島柊(CV.今井文也)と八木玄純(CV.坂泰斗)の物語が展開。アニメ、前作の映画の続きとなる今作を待ち望んでいたファンも多いです♪

そんな『ギヴン』の原作を初めて読んだ感想について聞かれました。

今井は、「6巻ぐらいの時に、柊たちのストーリーが始まったのですが、いずれはアニメ化してもらえたりするのかな?と思っていましたが、一方であまり柊のハードルを上げないでほしいなと思っていました(自らが演じるハードルも上がるので)」と吐露。

さらに「原作に『柊には華がある』って書かれていて、『華か〜!(笑)』と思っていました」と振り返り、「でも今回の映画では、うまく柊の魅力も詰め込まれていますし、玄純との関係性や、高校生らしからぬ人生観が語られていたので、納得いただける作品になったと思います」と胸を張りました。

シリーズを通して「ギヴン」「syh」の楽曲に関わっている温詞は、「作品の持つテーマ性の深さに感銘しつつ、音楽モノの作品の怖さ、そしてそれに自分が応えられるのか?、そしてデビュー作だったので、(ファンの皆さんに)受け入れてもらえるか不安に感じていました」と『ギヴン』シリーズに参加した時のことを振り返りました。

続けて、「予想以上に皆さん優しく迎え入れてくださいました」と話すと、今井も「(ファンの皆さんは)優しいですよね」と頷き、温詞は「めちゃくちゃ優しい!楽曲も含め、愛してくださって、本当にファンの皆さんを含め、あたたかい世界なんだと感じました」と語る場面も。

ファンも映像化を待ち望んだ作品であり、そこにセンチミリメンタルの音楽がベストマッチしたからこその、ファンの反応ですね♡

さらに今井が「『パレイド』の楽曲も深掘りしてくださっているファンの方もいて」というと温詞は、「『ストレイト』と『パレイド』は全然歌い方が違うと言ってくださっている方もいて…でも、正直僕たちが収録している時、歌い方をめちゃくちゃ変えましょうって話してなかったよね」と明かしました。

これには会場のファンから「えぇ〜」と驚く声も!

完成版を観て、周りの反応から気づくこともあったということも語りました。

同じバンド「syh」が歌う2つの楽曲『ストレイト』と『パレイド』は、私も聞いていて歌い方が全く違うと感じ、物語の進行に伴い「変えていて凄い!」と感動したのですが、狙って行われていなかったというところにはびっくりしました!!

酸欠必須のレコーディング!?

レコーディングのウラ話に話が及ぶと今井は、温詞から受けたアドバイスについて「息(吐息)の多さ!」ときっぱり答えました。

続けて「センチミリメンタルといえば息の多さ。『もっと囁いて』『もっと息で』」とアドバイスをもらっていたことを明かすと、温詞は「それは言いましたね」と頷きながら答えました。

歌う時はあまりキャラクターを意識しなかったという今井は、「キャラクターソングではなく、バンドのヴォーカルとしてとして考えて収録しようと思って歌いました。アーティストの楽曲になるように意識しました。」と振り返りました。

温詞は、「『ギヴン』シリーズ全体的に、一つのバントとして、アーティストとして世に出てきた感じにしたいというモットーのもとに音楽を作っていました。なので息を多く入れてというのもその一つなんですけど」と説明するとすかさず「酸欠になるかと思いましたよ!」と今井が突っ込む場面も。

これにはレコーディングへの熱の入り方がとても分かりますね☆

また、息の入れ方については体力を使うそうで「声優として出す発声とは、また別モノでした。それに柊の10代の多感な時期のエネルギー、根拠のない自信で怖いものがないような、そんな感じを表現しつつ年相応にしようと意識しながらやっていました」と、今井がレコーディングの際に行っていたことを明かしました。

柊そっくりな今井の魅力♡

柊役について今井は「僕自身は(柊というキャラクターに自分が)近しいと思っていなくて。アニメのアフレコに臨んだ時も、演じづらい、読み返さないとわからないところもありました。でも周りの人からは『そういうところが柊っぽいね』と言われていました」と明かすと、温詞は「圧倒的な自信というか、土台の強さかも?」と返すやりとりも。

「もっと言って!褒められたい!(笑)」と今井が言うと「こういう感じ!」と温詞が言い、会場からは笑いが起こりました♪

続けて温詞は「初めましての現場で、しかも音楽ディレクターが(結構な)強面だったのですけど…ビビらず飛び込んで行けるところに強さを感じましたし、こういう人がフロントマンとしてバンドを引っ張ってくれたら、すごくかっこいいアーティストになるのだろうと思いましたね」と今井の魅力を語りました。

劇中で『ストレイト』はインディーズ時代の曲、『パレイド』は「syh」のデビュー曲という位置付けで描かれています。この2曲の違いについて温詞は、「『ストレイト』はライブオーディションで勝ち上がった、ライブ映えする曲。ビジネス的な側面を一切考えないで、入れたいもの、若さみたいなものを詰め込みました。『パレイド』は、それを大人向けにブラッシュアップして、違いを出そうと思って作りました」と明かします。

それに対して今井は、「映画の冒頭の『ストレイト』のシーンの音響が、ライブに重きを置いて作られていて、びっくりしました」と圧倒されたことを明かすと、「『ギヴン』はライブシーンの迫力が、本当にライブハウスにいるみたいになるし、とくに『ストレイト』のような引っ張っていく楽曲だと、没入感あるよね」と述べました。

続いて担当した主題歌「スーパーウルトラ I LOVE YOU」についても話してくれました。

温詞は「タイトルはチーム内でも賛否両論だったんです(笑)」と明かすと、会場からは驚きの声が!

「主題歌をやらせていただくにあたって、今回の映画じゃないと切り取れないところを出していきたいと思って。人を好きになった時、好きな人と過ごす時ってまともなIQの人っていないと思うんです。語彙力がなくなって、綺麗な言葉って使わないよね?」という温詞。

それに対して今井も「バカになりますよね!恋愛のことしか頭になくなる」と頷き、「タイトルを見て攻めたな〜と思いました。タイトルもそうですが、収まりがすごくよかったですし、柊だけでなく玄純の思いも込められている。お風呂で鼻歌歌ってます!」というと温詞は「ボイスメモを送ってほしい!」と嬉しそうに語っていました。

今井さんの鼻歌はぜひ聞きたい♡ きっと温詞さんだけでなく、会場の誰しもが思ったに違いありません!

『ギヴン』オリジナル楽曲について妄想を巡らす♪

舞台挨拶では『ギヴン』の作品の中でオリジナルで新しく楽曲を作れるとしたら、誰にどんな楽曲を作ってみたい?という問いもありました。

これに対しては温詞がすかさず「雨月(CV.浅沼晋太郎)」といい、今井が「ヴァイオリンの弾き語り?」と被せ、笑いと拍手が起きました☆

ヴァイオリンの弾き語りは、とても面白そうです…!

もし『ギヴン』「syh」のメンバーとバンドを結成できるとしたら誰と組んでみたいかという質問も。

春樹(CV.中澤まさとも)が好きと語る今井は「春樹がいたら安泰でしょ!」と言いつつ「ヴォーカルで秋彦(CV.江口拓也)はどうですか?」というと「えっ秋彦?めちゃくちゃ低くない…?」と温詞。「その後ろで雨月がヴァイオリンとコーラスで…」と妄想トークを繰り広げると、会場は笑いに包まれていた。対する温詞は「僕は『ギヴン』のメンバーは誰と組んでもうまくいかないと思うんです。才能がすごいじゃないですか。言いたいことが言えなくて、病んじゃうかも?(笑)」と言いつつ、「せっかくやるなら、立夏(CV.内田雄馬)みたいな才能がある人とバチバチに喧嘩してみたい!けど、1〜2年で解散しそう(笑)」と予想していました☆

実際にはなかなか実現しそうにないコラボレーションですが、実際に見ることが出来たら、最高のバンドになりそうですね!

最後まで楽しく感動の舞台挨拶!

舞台挨拶の最後には、『パレイド』のMusicVideo ショートver.が上映されました。大音響でのMV上映に会場では涙する人も。舞台袖から観ていた二人は「劇場で聞くとこんな感じなんですね!音すごっ!かっこいいですね」(今井)「映画のいろんなシーンが使われていて、振り返りながら見られるし、あと個人的に歌詞入れしているのが好きなんです。しっかりとまた飲み込める感じがするので、感じながら観られました」(温詞)とそれぞれ感想を語り、二人の軽快なトークで会場を沸かせた舞台挨拶は、温かい拍手と共に幕を閉じました。

主題歌となっているセンチミリメンタル「スーパーウルトラ I LOVE YOU」は2月14日から発売中。

劇中歌のsyh『ストレイト/パレイド』は2月21日(水)に、それどれシングルCDとして発売となり、3月1日(金)には、この2アーティストが出演するイベント「syh -映画 ギヴン 柊mix-」も開催されます。

※チケット完売

番外編連載開始!

「シェリプラス3月号」(1月30日発売)より、原作・キヅナツキによる「ギヴン」の番外編、「ギヴン 10th mix」連載がスタート!

本編完結から約一年、読者の熱いアンコールにお答えしておおくりする、「ギヴン」メンバーの10年後を描く大注目連載です!!

【syh(シー)プロフィール】

アニメ『ギヴン』に登場するバンド。原作者のキヅナツキがプロデュース、鹿島 柊役の声優・今井文也がヴォーカルを務める。

「ストレイト / パレイド」

完全生産限定盤

通常盤

  • 先行配信中、2024年2月21日(水)発売
  • 品番/価格:
    【完全生産限定盤】(CD+BD+T シャツ)ESCL-5912〜5914/5,500円(税込) 【通常盤】(CD)ESCL-5915/2,200円(税込)

=CD収録内容=

01. ストレイト
02. パレイド
03. ストレイト -Instrumental-
04. パレイド -Instrumental-

=BD収録内容=*完全生産限定盤のみ

・ストレイト -Music Video-
・パレイド -Music Video-

=Tシャツ=

*完全生産限定盤のみ

笑いも起こり盛り上がる舞台挨拶に作品の魅力がより伝わる♡

終始楽しそうな雰囲気で笑いに溢れた『映画 ギヴン 柊 mix』の舞台挨拶。

『ギヴン』は高校生男子を中心にちょっと切なさもある音楽バンドのお話なので、「真剣な音楽の話にもなるのかな?」とも思いましたが、今井さんと温詞さんの妄想トークはじめ、楽しそうな場面が目立ちました☆

今井さんの柊に似ているところはじめ、温詞さんからの目線で語る魅力も舞台挨拶での掛け合いならではです!

『パレイド』のMVも思わず聴き入ってしまうほど。劇場で聴く音源の迫力はさらに素晴らしいですよ♡

公開御礼舞台挨拶でのウラ話を知ってみる作品はまた違うはず。『映画 ギヴン 柊mix』をまだ見ていない方はもちろん、すでに見た方もぜひ劇場で楽しんじゃいましょう!

©キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会

オタク女子向けニュースサイト・いちごあん。

アニメ・ゲーム・漫画の話題はもちろん、今気になるビューティ・ファッション・グルメの情報もお伝え!

 

総合オタク情報サイトとして、オタ活(推し活)を応援☆

©2022 いちごあん Space-J