業界最大級のラインナップを誇る「コミックシーモア」の運営元・NTTソルマーレ株式会社にインタビュー!設立背景やシーモアならではの魅力を聞きました!

電子コミック配信サービスの中でも、業界最大級として知られる「コミックシーモア」。

漫画や小説、雑誌まで取り扱い作品数は132万冊以上、ジャンルもBLやTLまで幅広いのが魅力。料金においても、月額コースや読み放題など自分に合ったプランを選べるということで、多くのユーザーに親しまれています。

そんな「コミックシーモア」は、NTT西日本のグループ会社であるNTTソルマーレ株式会社が運営しているというのはご存知でしょうか?NTTグループが運営していることによる安心感もサイトの魅力としてあげられていますが、どのようにして設立に至ったのかなどの背景が気になりますよね。

そこで、なんと今回「コミックシーモア」を運営するNTTソルマーレ株式会社の社員さんへ、いちごあんからインタビューさせていただけることに!運営側が感じる特徴や強みについて語っていただきました♪

漫画ファン必見の単独インタビューをお届けします!

NTTソルマーレの社員さんへインタビュー!運営側から見た「コミックシーモア」とは?

【サービス全般やキャンペーンについて】

業界最大級の「コミックシーモア」が生まれたきっかけなどを伺いました!

Q.NTT西日本のグループ会社が「電子コミックの配信サイト」を始めた経緯について教えていただけますか?

NTT西日本として「新規ビジネスにどんどんチャレンジしよう!」という動きがあったのがきっかけです。

 

最初は「全国に設置されている公衆電話からエンタメ系のコンテンツがダウロードできたら面白いね」という若手社員の思いつきからでした。そこから計画を進め、街頭端末からモバイル機器に向けて漫画・雑誌・映像・文庫などのデジタルコンテンツをダウンロードできるサービスを始めました。

 

こちらのサービスにおいて「マンガのダウンロード配信」というのが非常に好調だったので、その部分だけ切り出して、現在の電子コミック配信サイトの設立に至ったんです。

 

街頭端末でのダウンロードサービスを展開していた当時は、定額制などのシステムがあまり普及していない時代。そのため、ビジネスとしてさらに展開していくには厳しい部分がありました。しかし時代が進むにつれて、パケホーダイなどのパケット料金が出てきて、より事業がしやすくなりました。

 

こういった時代の変化と共に、コミックシーモアは早期から電子書籍事業を牽引してきて、今年で20周年を迎えます。

NTTソルマーレが街頭端末でのダウンロードサービスを開始したのは2002年。初めてカメラが内蔵された携帯電話が発売されたのと同時期なので、確かに「月額〇〇円」といった料金体系は普及していませんでした。しかし、そういった時代から「エンタメコンテンツの販売」を新規事業として意識し、「街頭端末でのダウンロード」という形で実際にサービスを展開していたのは驚きですね!

Q.他社サービスと比較してコミックシーモアが優れている点はありますか?

2024年8月で電子コミックの配信を始めて20年になるのですが、これは電子コミック配信サービスに限定するとかなり長い位置付けにあります。その部分では、ユーザーの皆さまに「サービスがずっと続く安心感」を感じていただけると思います。

 

また、シーモア含めてどの電子コミック配信サービスも「お得」に関する様々な施策を行っていますが、シーモアは「ユーザーへの作品の届け方」が違うと思っています。

 

一例で言うと、他のサイトでは作品の表紙が一覧で並んでいたりしますが、シーモアではテーマ性を持った作品や特集ごとのバナーが多く出るようになっています。マンガ好きのスタッフが作品の魅力を最大限引き出せるよう、特集の組み方やバナーの見せ方を工夫し、お客様に関心を持っていただけるようなページを作っていますね。

特定の作品というより「こんな感じの漫画が読みたいな」と思って訪れる方にとっては、こういったページのほうが好きなものを探しやすいですよね。さらに、「キャンペーンがあるなら読んでみようかな」というように、読者が別ジャンルの作品にチャレンジするきっかけになるかもしれません。

Q.新規会員獲得のために打ち出しているキャンペーンについて教えてください

新規会員の方に向けて「70%オフキャンペーン」を実施しています。お客様に多くの作品を届けたいので、クーポンはできる限り配布させていただいています。また新規会員時だけでなく、長期間ご利用いただいているお客様にもお得に楽しんでいただけるよう、様々なキャンペーンを実施しています。

70%オフで漫画が読めるなら、利用しない手はないですよね!作品数やジャンルだけでなく、クーポンやポイント制度も充実しているのは嬉しいです。

【ブランディングや「電子コミック大賞」について】

「コミックシーモア」では、毎年人気の電子コミックを決める「電子コミック大賞」が実施されています。また、ブランディングについてもお伺いしました!

Q.「電子コミック大賞」を始めたきっかけはありますか?

電子コミック大賞の創設を検討した2017年頃は、まだ紙ベースの漫画が中心で、電子書籍はそこまで一般的なものではありませんでした。そういった時期から電子書籍市場の拡大に貢献してきた第一人者として「新しい作品との出会いを提供したい」「電子コミックをもっと広めていきたい」という思いがありました。

 

「電子コミック大賞」の大きな目的は、電子書籍業界全体を盛り上げていくこと。「コミックシーモア大賞」ではなく「電子コミック大賞」としたのは、業界全体の盛り上がりに貢献する名前にしたかったという意図があります。

「電子書籍業界全体を盛り上げたい」というのが素晴らしい考えですね。書店やアニメ・漫画グッズ関連の店舗でもよく「電子コミック大賞受賞作品」といったPOPが出ているのも見かけるので、まさに業界を牽引する存在なのだと思います。

Q.様々な漫画にまつわる賞が展開されていますが「電子コミック大賞」ならではのポイントを教えてください

一番大きいポイントは「出版社」「ユーザー」「コミックシーモア」の三者で作り上げていくことです。

 

漫画賞におけるエントリー作品については、主催者が決めたりユーザーが選んだりなど様々ですが、電子コミック大賞においては「出版社が自社作品の中でネクストブレイクしそうなものを選び、エントリーする」というシステムになっています。

 

そうして選ばれた作品を、ユーザーは「無料立ち読みサービス」で少し読んだ後に投票できる。これは電子コミックならではのメリットだと思います。「電子コミック大賞」で出版社とユーザーを繋ぐ、という感じですね。

 

もうひとつの特徴としては、賞が6部門あること。これにより「普段はあまり異世界モノは読まないけど、ちょっと読んでみようかな…」など、新たなジャンルの作品を読む機会を提供することができていると思います。

受賞作品を選定するにあたって「電子コミック大賞」のような構造になっていると、まさに「みんなが選んだ」作品に賞を授与することができますよね。そういった経緯で選ばれた作品はやはり信頼度が高いので、他ジャンルであっても読みたくなると思います。

Q.CMに知名度のある芸能人を起用している意図はありますか?

やはり「まずはシーモアを多くの方に知っていただきたい」という思いがあるので、芸能人の方の認知度や知名度をお借りしています。

 

現在放送されているCMでは、竹内涼真さんと中条あやみさん、ケンドーコバヤシさんにご出演いただいています。電子コミックであふれた「シーモアタウン」という架空の街に竹内さんと中条さんがトリップし、街の案内人であるケンドーコバヤシさんと出会うという内容です。

 

たくさんの漫画作品があふれる街を楽しそうに探検する様子を見て、ユーザーの方に「シーモアって良さそうだな」という印象を持っていただけるといいなと思います。

コミックシーモアのCMはいちごあんでも紹介したことがありますが、明るい雰囲気で見ているだけでワクワクしますよね!実際にサイトを利用してもらう最初の入り口として、「楽しそう」「使ってみたい」と思ってもらえるような広告を打ち出すのは、大切なポイントだと思います。

【ソルマーレ編集部のオリジナルコミックについて】

また、「コミックシーモア」を手がけるNTTソルマーレには、オリジナルコミック事業「ソルマーレ編集部」もあります。

今回そちらについてもお話を伺うことができました!

オリジナルコミック事業「ソルマーレ編集部」について

従来の出版社作品にはない、個性豊かな「面白い!」を追求したオリジナル作品を創出し続けるために設立されたデジタル出版社。毎月約100作品の新刊や続刊を提供し、多様なジャンルで作品を制作・配信しています。

【ソルマーレ編集部の強み】
  • コミックシーモアサイトと連携!トレンドや購買状況、読者データを活用した作品づくり
  • 『家政夫のナギサさん』や『デブとラブと過ちと! 』など多くの実写ドラマ化作品を輩出。編集部立ち上げ以降、ドラマ化された作品は10作品以上
  • マンガ界を盛り上げるべく、 将来デビューを目指す作家の卵や作品を随時募集中。作家の商業デビューに向けて、編集部のスタッフが全力サポート!
  • 1作品で3,000万超のダウンロード実績を誇る作家を多数輩出
  • 受賞者全員に連載権がつく『コミックシーモア毎月マンガ賞』を毎月開催!より多くの作家と接点を持つため、完成原稿、タテヨミ漫画のほか、SNSやWEBサイトのURLや同人誌(二次創作を含む)、ネームでの応募も受付
  • マンガ賞受賞作家によるヒットタイトルを数多く配信

Q.紙媒体を展開している既存の出版社とソルマーレ編集部が手がけるオリジナルコミックの違いはありますか?

「作品の在庫を持つ必要がない」「発行部数についての制限がない」というのが違いだと思います。この2つにより大量配信が可能になるので、多くの方へ作品を届けることができるんです。

 

また、ソルマーレ編集部のほうで売れ筋や「どんなユーザーが何を買っているのか」といった情報をタイムリーに追えるため、より細かくお客様のニーズを活かした作品づくりができるところも特徴です。

オリジナルコミックを展開することで、より多くの読者へ作品を届けることが可能になるんですね。電子コミックならではの「無料立ち読み」ができる上に、作品数やジャンルもかなり多いので、好みの漫画に出会えること間違いなしです。

Q.昨今「商業BL」が流行っていますが何か施策は行っていますか?

© ソルマーレ編集部

読者さんと作家さん双方に喜んでいただけるような施策として、これまでに4回イベントを実施しています。こちらは「Ficus Party」といって人気のBL漫画作家さんが描きおろしたオリジナル作品をコミックシーモアで独占先行配信し、それをイベント時に人気声優の方々に朗読していただくというものです。

 

作家さんには、ご自身の作品が人気声優の方々に読み上げてもらえるというところで好評をいただいています。また読者さんにとっても、ご自身の大好きな作品に人気声優さんが声をあてることに喜びを感じてもらえるのかな、と。

 

こちらは他社さんでも例を見ないソルマーレ編集部ならではの施策となっていて、ユーザーの皆さまからも評価をいただいています。

BL作品が好きな方はアニメや2次元コンテンツも好きというイメージがあるので、これは本当に嬉しい施策!好きな作品を推しの声優さんの声で聴けるというのは、ファンにとって夢のような時間ですよね♪

Q.ソルマーレ編集部発の作品は他社の電子書籍配信サイトでも展開されていますよね。こちらの意図について教えていただけますか?

オリジナルコミックに関しては、「まずはコミックシーモアでの独占先行配信」というのを前提にしています。

 

一方で、作家さんや読者さんのことを考えると「コミックシーモア限定にするのはもったいない」という思いがあるんです。せっかく良い作品が配信されて人気が出たとしても、コミックシーモア限定にしてしまうと、作家さんへの還元に限界が生まれますよね。読者さんもシーモアのユーザーに限定されてしまうので、作品が広がっていかないんです。

 

そのため、シーモアでの独占先行配信期間が終了した後に、他の電子書籍サイトで展開しています。これにより読者さんを増やすことができますし、作家さんに還元できるものも大きくなります。

こういった取り組みが、まさに「業界全体を盛り上げる」を体現していると思いました。常に作家さんやユーザーの立場に立ち、「どうしたらもっと広めていけるのか」というのを考えているのは本当に素晴らしいです。

Q.ソルマーレ編集部社員さんのおすすめ作品を教えてください!

© ままかり/ソルマーレ編集部

まずおすすめしたいのは、ままかり先生の『デブとラブと過ちと!』です。こちらは2023年11月にオリジナルコミックの中で初めてアニメ化が決定した作品で、2022年11月にはドラマ化もされています。

 

自分にコンプレックスばかり感じていた夢子が、ある日の事故をきっかけに超ポジティブ人間に生まれ変わり、周囲の人たちの悩みを解決していくというストーリーが面白くて。ラブコメ作品が好きな方にはぜひ読んでいただきたいです!

© 加藤屋大悟/どでんちゃん/八重樫ひのめ/チームでんがし屋/シーモアコミックス

また、オリジナルコミックの中だと『レンタル・マーダー~復讐のプロ、お貸しします~』も人気がありました。ジャンルとしては復讐系で、スカッとする要素が入っています。ソルマーレ編集部の作品は女性の読者さんから人気があるものも多いのですが、『レンタル・マーダー~復讐のプロ、お貸しします~』に関しては男性にもおすすめです。

運営側の皆さんがおすすめする作品は面白いに違いない!私は普段女性向け作品を読むことが多いので、『レンタル・マーダー~復讐のプロ、お貸しします~』をぜひ読んでみたいと思いました♪

インタビューを経て感じたのは、コミックシーモアが「漫画・電子コミック業界全体を盛り上げている」ということ。外販サイトで展開したり「電子コミック大賞」を開催したりすることで、作品をより多くのユーザーに届けようとしているのがわかりました。

コミックシーモアの活動を経て、これから電子コミック・書籍がどんどん普及し、業界全体が盛り上がってくことを期待しています♪ インタビューに答えていただき、ありがとうございました!

コミックシーモアで新たな作品と出会える!

個人的に電子コミックは「いつの間にかあったサービス」として自然に、かつ当たり前のように受け入れていました。そのため、今回のインタビューでコミックシーモア設立までの経緯や時代背景を聞くことができたのは、とても貴重な経験となりました!

多くの漫画配信サイトやアプリの中でも、第一人者として「電子コミック大賞」をはじめ様々な施策を行っているシーモア。その根底にある「より多くの人に作品との出会いを」という思いが素晴らしいなと感じました!

「どの電子コミック配信サービスにしようかな…」とお悩みの方は、ぜひコミックシーモアを利用してみてください!充実した漫画ライフを楽しめること間違いなしです♪

(取材:間野優希)

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