消臭・撥水・耐傷!“推し”を守る技術が集結!コミックマーケット(C106)での株式会社ワカヤマの挑戦とは?

福井県鯖江市の表面処理加工メーカー、株式会社ワカヤマは、2025年8月16・17日に開催される夏のコミックマーケット(C106)にて、推し活防衛体験イベント「Project O.S.H.I 絶対防衛消臭結界」を実施しました!

様子を取材させていただいたので、レポートいたします。

このプロジェクトは、本業で培っためっきや塗装などの最先端表面処理技術を応用し、推し活における「臭い」「傷」「水濡れ」という三大トラブルを一挙に解決することを目指しています。

推し活の “切実すぎる悩み” に、製造技術が本気で挑む内容を展示!

「推しとの撮影を汗臭で諦めた」「推しグッズに飲み物をこぼした」「バッグの中でアクスタが傷ついた」など現代の “推し活” には、さまざまなデリケートな悩みがつきもの。株式会社ワカヤマは、これらの声に応えるべく、昨年のコミックマーケットでオタクを震撼させた「オタク臭」対策をさらに進化させました。今回は、大切な推しを守るための最先端防衛技術3つを体験展示しました!

体験できる3つの”絶対防衛”システム

臭い防衛:伝説の消臭ゲート再登場!

来場者がゲートを通過すると、株式会社ワカヤマ開発の抗菌・消臭スプレー「VIRMETS NR4+(ウィルメッツ)」が噴霧され、汗や菌による原因菌を瞬時に抑制します。

コミケはどうしても人が密集する環境が多いです。実際に消臭ゲートを通ることで、汗や体臭が気になる参加者も安心してイベントを楽しめるようになり、特に夏場の開催においては、この消臭対策が快適な参加体験を大きく向上させると期待されました!

消臭ゲート通過後の人気コスプレイヤーが手にする「消臭スプレーガン」の演出も大人気だとか。

水濡れ防衛:極限豪雨サバイバル

ゲリラ豪雨から「推し」を守る!時間雨量200mmの激流にも耐え抜く、推しグッズの姿を実際に見ることができます。布製のグッズが水を通さずはじき返す姿は 、株式会社ワカヤマの超撥水技術の驚異的な威力には驚くばかりです。

書籍や紙製グッズが水を一切通さない奇跡を、その目で確かめられますよ。

傷から推しを守る:アクスタ無敵化実験

鍵、ボールペン、ファスナー。カバンに潜むこれら日常の敵が、あなたの “推し” を容赦なく傷という形で攻撃します。

「Project O.S.H.I 絶対防衛消臭結界」では、特殊コーティングを施すことで、まるで不死身のように傷が消えていく “推し ”の姿を体験できます。

この特殊コーティングは、株式会社ワカヤマが長年培ってきためっきや塗装などの最先端表面処理技術を応用したものであり、アクリルスタンドなどの傷つきやすい “推し” グッズを日常の摩耗から強力に保護します。

オタクの愛と職人の技術が ”研究所” に集結?!

今回のワカヤマブースは、ラボ型研究施設「Project O.S.H.I(Oshi Safe Hi-tech Institute)」をコンセプトにしています。白衣を着用した案内人が、来場者を「推し防衛実験の研修生」として迎え入れ、体験型ストーリーを通じて様々な防衛技術を紹介します。

豪雨実験と傷修復実験は随時体験可能でした。これらの実験は、「推しへの愛」と「職人の技」が融合した、究極のエンターテイメント空間を創造しています。

さらに、人気コスプレイヤーによる防衛テストの実演や、「#推しを護れ」のハッシュタグを使ったSNS投稿キャンペーンも実施。キャンペーン参加者には特製スプレーを限定配布し、SNSでの拡散を促進しています。

「推し活」から見えた、町工場の底力と未来への挑戦!

株式会社ワカヤマによる「Project O.S.H.I 絶対防衛消臭結界」は、町工場の技術力と柔軟な発想が融合した、非常にユニークな取り組みでした。

表面処理技術の可能性を、一般の方々に体験を通じて伝えるという点で、技術広報としても高く評価できる内容だったと思います。

同社は、福井県鯖江市に拠点を置き、創業以来、めっき・塗装などの表面処理を専門としてきた町工場です。近年は人手不足や業界の認知度向上といった課題に直面する中で、「表面処理が持つ本来の機能をより多くの人に知ってもらいたい」という思いから、本プロジェクトが立ち上げられました。社内にはアニメやオタク文化に造詣の深い社員が多く、そこから「推しへの愛を技術で護る」というコンセプトが生まれたとのことです。

イベントでは、消臭ゲートや豪雨サバイバル、アクスタ無敵化実験など、来場者が実際に技術を体感できるコンテンツが多数用意されており、五感を通じて表面処理技術の性能を実感することができました。

また、白衣を着用した案内スタッフや人気コスプレイヤーとの連携など、エンターテインメント性にも配慮されており、技術とカルチャーの融合が印象的でした。

このプロジェクトは、ニッチな技術が生活や文化に貢献できる可能性を示す好例であり、町工場が抱える課題に対して新たなアプローチを提示するものです。

今後も「推しへの愛」を原動力に、技術の新たな価値を創出していくワカヤマの取り組みに注目していきたいと思います。

(取材:間野優希)

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