どうも、ベルリン在住のライターwasabi( wasabi_nomadik)です。
みなさんはドイツと聞いて何を思い浮かべますか?ひょっとしたらパリやロンドンなどのオシャレな街があるフランスやイギリスと違って印象が薄いかもしれませんが、こちらで出会うドイツ人は日本に対して何らかのイメージや興味関心を持っていることがとても多いです。
自己紹介で日本出身だと言うとよく、「私は日本製のカメラを愛用している!」とか「日本食が好きだ!」とか「日本の映画が好きだ!(こちらでは三池崇監督が大人気)」などなど言われるので、みんな様々な方面から日本の一面を知っているのだなぁと感心させられるのです。
実は1月21〜22日にベルリンでそんな日本好きっ子たちが集まるフェスティバル「ジャパン・フェスティバル」が開催されると聞きつけ、「ドイツでの日本文化ってどのように捉えられているのだろう?」と気になったので遊びに行ってきました!会場の様子が分かるように、写真付きでレポートします!
やっぱり大人気だった!アニメ&漫画カルチャー
このフェスティバルは「Urania」という大きなホールで行われたのですが、地上階では日本の伝統的な工芸品やアートの販売、二階ではアニメや漫画、ゲームの関連グッズ、三階ではベルリンで活動するアーティストが日本のテイストを取り入れたアート作品や食べ物を販売していました。中でもとりわけ目を惹いたのが、二階のアニメ&漫画コーナー。
私、日本では自分はアニメに詳しくないって思っていたのですが、ドイツに来たら詳しい方なのかもしれないと思いました。というのも、ここで売られていた漫画って私くらいの世代の日本人ほとんどが幼少期にテレビで普通に見ていたアニメや漫画がけっこう多いんです。コナンとか犬夜叉とか・・・ドイツ語になっているのがなんだか新鮮。ドイツ語のコナンとか、無駄にかっこいいw
ドイツのテレビでもよく日本のアニメが放送されているんですが、ドイツ語の吹き替えで声優さんも変わるともう完全な別キャラになってたりして面白いですよ!
ゲームや映画の福袋も!
「ぬいぐるみ」ってドイツにはあまりないらしい!
日本のお菓子にも注目
人気を集めていたのがやっぱり、食。会場には「おにぎらず」や「酒」など色々なフードが売られていて、もうここは日本か?と錯覚するような空間!面白いなーと思ったのが、日本のおせんべいからインスピレーションを受けたクッキー。これ、醤油の味がするんですよ!でも、香ばしくてほどよく甘くてすごくおいしいクッキーでした。ドイツと日本の融合みたいで素敵・・・!
節子〜・・・(涙)
日本のお菓子も売られていました!ドイツに来てみて思うのですが、日本の食品はパッケージが鮮やかで面白いです。でも、この火垂るの墓ドロップスをみつけたときはビビりましたけどね。
これがめちゃくちゃ悲しい物語だということをドイツ人は知っているのかな〜・・・?っていうか、なんでこのチョイス?!w
色んな方向から興味を持たれる日本の文化
囲碁やってました。
会場には本当にいろいろな方面から日本に関わりを持とうとしている人がいました。墨絵や伝統的な工芸が好きな人、コスプレが好き、アニメが好きという人、日本の健康的な和食に興味がある人、全部ごっちゃまぜで日本に関することなら何でも興味がある人などなど・・・だって、コスプレイヤーが囲碁している光景なんて、日本では逆になかなか見れないですからね〜。
日本人と働きたい!ってドイツ人が募集されてた。
日本でもよく「外国人と交流したい!外国人と働きたい!」っていう人を見かけるんですが、同じようにドイツでも「日本人と交流したい!」という人が一定数いるんです。そういう人を集めて日本人と一緒に職業訓練できるサービスを提供している団体のブースがあって、ドイツ人が何人か応募しているのを見ました。こういうサービスがあるのが面白いですね〜!
ジャパン・フェスティバルは、日本にいたらなかなか分からない「海外から日本がどう見られているか」を実感できるイベントでした!個人的にはやっぱり、アニメが強いことを再認識・・・!いちごあん読者のみなさんは、ドイツ人におすすめしたいアニメや漫画がありますか?教えてあげたいので、あれば是非コメントでシェアしてください!
[JAPAN FESTIVAL]